スコップ女子

前と現 ページ7

芥川夢歌様からのリクエストです！


人間界に来ていたカイラとエンマ。
二人は、公園を歩いていた。

カイラ「こんな暑い日に、人間の子供は元気だな。」
エンマ「お前も元気だろ。」

エンマが、噴水の方を見上げると、どしんと何かが落ちる音がした。

慌てて、カイラの方をむくエンマ。


そこにカイラの姿はなく、変わりに大きな穴が空いていた。

エンマ「ちょ、カイラ！大丈夫か？」

カイラ「大丈夫なわけ、あるか！こんな、深い穴いったい、誰が。」


そう、穴はざっと七メートルはある。


「あー！なんで、落ちちゃったのぉ！？」

パタパタと走ってきたのは、かわいらしい小学六年生くらいの女の子。

エンマ「お前が掘ったのか？この穴」

「まだ、堀り途中！」


怒った顔をする女の子を見て、エンマは豪快に笑った。

エンマ「お前、まだ小さいのにすげぇーな！」

「小さい？中２！中２ですぅ！」


スコップをザクッと土にさして、さらに怒る女の子。

カイラ「うぅ.....ホントに深かった。」


這い上がってきたカイラは、泥だらけだった。

カイラ「名前は？」

「知らない人に教えましぇーん！」

カイラ「なっ！」


ふざけたように、言うと、女の子は穴に飛び降り、さらに穴を広げていった。

エンマ「ま、いいさ。また会えるだろ。」

カイラ「私はもう、二度と会いたくない。」


こうしてAは、二人の脳みそにインプットされたのだった。









いかがでしょうか？

リクエスト、お待ちしてます！

ミステリアス過ぎません？→←追加のせってー

本日のお品書き

トウマ

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