スコップ女子

源［トウマサイド］ ページ15

芥川夢歌様からのリクエストです！



アキノリとナツメがいない中、僕は一人で案件を解決していた。

トウマ「憑依！幻魔義経！我に力を！」

義経を憑依して、襲いかかってきた妖怪を倒した。
いつもなら、義経はこれで僕に戻すけど、今日はなかなか戻らない。

義経の視線は一点に注がれていた。

トウマ『義経？』

義経「トウマよ、あのおなごを知っているか？」


義経が指を指した方向には、源さんが歩いていた。

トウマ『うん、同じ学校の子だけど。』



義経「そうか。

すまぬ、しばらく体を借りるぞ。」

義経はフワッと源さんの前に降り立った。

「わあ.......驚いた。」


本当にそう思っているのか分からない口調で、源さんは呟いた。

義経「そなた、名はなんと申す？」
「だれ.......？あ、ツキナミくん.....」

え？源さんは今、確かに義経をみて言った。

なんで、分かったんだろ？


義経「なぜ、そう思った？」
「....オーラみたいな.......？んー、わかんない。なんとなく」

首をかしげ、答える。

義経「名は？」
「えーと、源Aだけど.......」

義経が嬉しそうになったのを、感じた。

義経「そなたは紛れもない、私の子孫であろう！」
「あー、源頼朝さん？」

義経「義経の方である。」
「ふーん、確かにご先祖様は源氏って聞いてたけど。」



なるほど、だから、義経が気になったのか。

義経がパッと僕に体を戻す。


「あ、やっぱりツキナミくん！」
トウマ「うん。

源氏の子孫だったんだ？」


「まーね。
でも、大昔のことだからね.......わかんないよ。」



源さんの謎はまだ、多い。



いかがでしょうか？
あとは朱雀ですね。

どう絡ませようかな？


源っていう名字は、義経と関わりを持たせたくて、決めました(笑)

クラネの谷→←祝！４月５日！

本日のお品書き

トウマ

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