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＊ ページ12
昔からそうだった。
私が好きになった人は
私じゃない人を好きだった。
愛されたい人に愛してもらえない事に
もう慣れたはずだったんだけどな…
遠くなっていくホソクの背中を見ながら
溢れる涙に気付いた時
自分でも思っていた以上に
ホソクの存在が大きかったんだと
思い知らされた。
どうして…
どうして私はいつも上手くいかないの…？
ﾕﾅ「Aー‼さっきの人帰ったの？」
A「うん。ねぇユナ誰か紹介してよ」
早く忘れたい。
こんなみじめな思い引きずりたくない。
ﾕﾅ「どうしたの急に？前まで彼氏とかめんどくさいからいらないって言ってたのに」
A「うん…なんか急に欲しくなった」
誰でもいい…ホソクを忘れさせてくれる人。
ﾕﾅ「何それー！まぁいいや♪Aの恋愛モード珍しいから冷めないうちに合コンしまくろ‼笑」
A「うん…ありがと‼」
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作者名：いちごうゆ | 作成日時：2020年10月22日 3時
