魔法が解ける前に【MASHLE】 (ページ8)

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◯ フィン・エイムズ

「フィンくん！渡すの遅くなってごめんね！いつもありがとう！」

「え、僕！？！？？ああありがとう！！」

中等部の頃から優しくて、仲がよかったフィンくんを好きだと自覚してから数ヶ月。バレンタインというこの一大イベントを利用しない手はなく、徹夜して本命チョコを作った。

渡した反応は凄く喜んでくれたし、朝から渡すのチキってたけど無事に渡せたし本日のミッションはクリアしたのでもう帰ろうと教室から出ようと思った時。

「わ〜友チョコだ〜」と感動しているフィンくんの声が聞こえた。

……ちょっと待ってよ！それ友チョコじゃないんだけど！どこからどう見ても本命チョコでしょ？！思い切ってハート型にしたのに！！

どこまで純粋(ピュア)なんだ君は！！と心の中で叫んだが、誤解されたままでは徹夜して作った15時間前の自分が報われない。ということでもう一度フィンくんに駆け寄り、

「フィンくん、それ友チョコでも義理チョコでもないよ。じゃあまた明日」

それだけ言って逃げた。

「────え？」

その場に残されたフィンくんの顔が真っ赤だったと知るのは、また後のこと。

＊

超特急で書いたので文章おかしいし内容薄っぺらいです。

好きな人も気になる人もいないし受験シーズン。悲しすぎて現実逃避の為に書きました。

とりあえず3人。これから追加していく予定です。セーフだよね、気持ちはいつでもバレンタイン！！！ホワイトデーは受験終わってるので当日に書きたいキャラ全員書けるといいな🥹