検索窓
今日:12 hit、昨日:19 hit、合計:19,322 hit

夜〖レイン・エイムズ〗 ページ5

「レインくん、わたしは今とてつもなくねむいです」


時刻は11時を回った頃。愛しの彼女が自分の部屋で、眠そうにしながらうさぎを撫でていた。


「そんなこと見れば分かる。早く部屋に戻って寝ろ」


「ヤダ!同じ部屋の子実家帰ってていないの!さみしいじゃん!」


同室の子は実家に帰省中、となると2人用の広めの部屋で1人で眠らなければならない。それが寂しいのだと。


ヤダヤダ、と首を振る彼女を見ると返したく無くなる……が、立ち上がり、一言。


「…………行くぞ。着いてってやる」


「ほんと?やったあ」


そう言うと彼女は嬉しそうに笑った。





無事部屋に着き、彼女も布団に入り既にウトウトしている。彼女は眠るのが恐ろしく早いから、あと数十秒もすれば眠りにつくと考え、そっと部屋を出ようとすると袖をキュッと掴まれ振り返る。


「うー……レインくん……行かないでよお……」


「……俺はここにいる」


「わたしが寝たらおへやもどっちゃうでしょ……?もういっしょにわたしの布団でねよう?━━ちゃんはあさってまでかえってこないから…」


眠い目をこすりながらふにゃりと笑う彼女。俺はこの顔に弱かった。守らないといけない、そう思ってしまう。


「お前って奴は、本当……」


観念し、彼女と同じ布団に入った。





「ふふ、あったかいねぇ」


「そうだな」


眠くて体温が高い彼女とくっ付いているとつい眠気が襲ってくる。


「あのね、あのねれいんくん、」


「なんだ」


てっきりもう寝たのかと思っていたが、まだ起きていたらしい。今度は何を言うのかと思っていたが、


「だいすきだよ、おやすみ……、」


とだけ言い眠った彼女。


すぅすぅと規則正しい寝息を立てて眠る彼女の額にキスを落とした。


「……A、おやすみ。愛してる」


───夜 and.





レインくんの口調超超スーパーむずいし題名適当すぎ^_^💧


アニメから入り漫画追ってるのですが追いつけていないので設定や口調がおかしいところがあるかと思いますが許してください т т

バレンタイン→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
242人がお気に入り
設定タグ:マッシュル , MASHLE , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

イオリ - 私も勘違いしちゃいました (4月29日 12時) (レス) @page8 id: 7d6a5219c4 (このIDを非表示/違反報告)
注射 - レインの夜が…タイトルで…勘違いを…してしまいました… (4月3日 22時) (レス) @page5 id: 989a98e326 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - うぃsyさん» 共感すぎて私も死にます (2月12日 7時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
うぃsy - 柏餅さん» ほんとにわかります(泣)嫉妬神すぎて死にます (2月11日 22時) (レス) @page4 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マジでマッシュ嫉妬神すぎて神です! (2月11日 13時) (レス) @page4 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海於 | 作成日時:2024年2月11日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。