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シゲアキside


次の日。

クラスメイトたちとはまた後日話し合うとして、今日はけいの見舞いに来てる。

昨日の今日じゃ学校に行けるわけがなく、体調は良くなっているからけいのそばにいようと思い、病院に来ていた。

「あの、増田シゲアキくん、よね?」

ICUに向かっていると化粧の濃いおばさんに話しかけられる。

「私、栗山和樹の母です。」

栗山..?

あぁ、そう言えばクラスにいたな。

確かクラスの中心的な存在の男子。

「お父様かお母様いらっしゃる?保護者の方でいいんだけど..。」

「はぁ..」

ちらっと女の人の後ろを見ればそこには栗山が俯き気味に立ってて。

少し不思議に思いながらも一緒に来ていたたかを呼べば少し怪訝そうな顔をする母親。

「あの、お母様とお父様は..?」

「父は15年前、母は4年前に他界してます。」

「祖父母でもいいんだけど..」

「母方の方も父方の方も俺達が産まれる前に亡くなってます。」

たかがそう言えば"そう"と言って何だか納得したような顔をした。

「ご両親も大変よねぇ。自分の子供たちがあまりパッとしない子達で..。あ、別に貴方達を悪く言ってる訳では無いのよ?ただ大変ですよねって。」

明らかに俺らの事を見下してる。

普通の家庭なら"保護者"と言われて出てきた人が赤髪の人だったらそう思うのも無理はないんだけど。

「そう思うか思わないかは人それぞれですよね?..それより、今日は何の用で?」

たかがさらっと流して話を本題に戻すと、少し意外そうな顔をしながら母親は小さな紙を俺達の前に差し出した。

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冬楓(プロフ) - やなさん» え!!本当ですか!?嬉しすぎて泣いてます~!!ぜひ!いつでもいらしてください!! (2017年9月3日 20時) (レス) id: e15b931daf (このIDを非表示/違反報告)
やな(プロフ) - 冬楓さん» えー!読んで下さってたんですね!私も舞い上がってますw冬楓さんの作品好き過ぎて全て制覇しております///今後も応援しております!!また来ますね♪ (2017年9月3日 17時) (レス) id: bdb9a67287 (このIDを非表示/違反報告)
冬楓(プロフ) - やなさん» コメントありがとうございます!!やなさんにそう言ってもらえてすごく光栄です!!実はずっと前からお話読ませていただいてるので、コメントがきた時舞い上がっちゃいました(笑) 本当にありがとうございます!更新もう少しお待ちいただけると幸いです。 (2017年9月1日 23時) (レス) id: e15b931daf (このIDを非表示/違反報告)
やな(プロフ) - 弱ってる小山さん大好きです;;このお話も大好きです!更新待ってます! (2017年9月1日 22時) (レス) id: bdb9a67287 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬楓 | 作成日時:2017年7月9日 16時

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