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50話 ページ50

そしてどこか悲しそうな顔をした



あぁ、完全に恋してるな・・・僕にはもう希望はない





なら、今その人に会えない時間だけでもいいから僕だけを見てほしい




Aの細い腕を掴んで引っ張り抱き寄せる




「せ、精市?どうした?」




急なことに少し驚いているみたい





精「Aはどうやったら僕のことを見てくれる?」




「え?・・・私練習の時とかちゃんと精市を見てるよ」




精「違うよ・・・・仲が良かった人のことや、テニス部の皆の事なんか忘れるぐらい



  僕に夢中になってくれるにはどうしたらいい?」





言ってしまった・・・完全に告白してるようなもんじゃないか・・



ダメだよ今言ったら・・・どうせ断られるだけだよ





「????どういうこと?」





・・・・・よかった、Aが鈍感で←




精「うんん、何でもない。今のは忘れて


  じゃあ、僕はこっちだから」





そう言ってポカーンとしているAと反対の方向の道へ進んで別れる





はぁ・・・・Aは運がいいのか悪いのか・・・



多分Aが言っていた仲が良かった人とは



四天宝寺中テニス部部長の白石蔵ノ介のことだろう・・・




左手に包帯、テニス部の部長、全国大会出場




もう彼しかいないじゃないか・・・ホント・・・合同練習の時二人が会わなければいいが・・・

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設定タグ:テニスの王子様 , 白石蔵ノ介   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - ごめんなさい。変換ミスでしたm(__)m (2020年9月21日 20時) (レス) id: d9316f3163 (このIDを非表示/違反報告)
真田葵(プロフ) - 41話退院では? (2020年9月21日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月26日 17時

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