検索窓
今日:1 hit、昨日:33 hit、合計:27,693 hit

46話 ページ46

保健室に入ると病院と同じ匂いがする




そして、三台あるベッドの内真ん中の一台だけカーテンが閉まっていた




私には心あたりがある。凄く心当たりがある←大事




「もう、放課後だよ。さっさと部活に行け」






そう言ってシャっとカーテンを開ける




そう、先ほども登場したコイツだ




雅「ん・・・もうそんなに経ったんか・・・時間が経つのは早いのぉ」




言ってる事年寄りだぞ。そしていい感じに訛ってるからなおさら




最初のほうはまじめに授業を受けていたが、お腹が痛いと言って教室を出て以来


戻ってこなかった




「このままじゃ、中退になるよ」





雅「まぁ、大丈夫・・・・・」





大丈夫って・・・



でも、コイツ案外テニス出来るからそっち関係で高校入れたりするかも





雅治はベッドから降り、いつものように背中を少し丸くしながら部活へ向かった




なんか猫みたいだな・・・てか、実際猫背だし




三分の二の確率で日の当たる屋上にいるし、よく寝るし



前世は猫かよ





まぁ、そんなことを思いながらも丸椅子に座り、包帯を巻き始める



蔵ノ介君も左手に包帯を巻いていたな・・・




はぁ・・・・こんなことを思い出すから保健室は嫌なんだよ←さっきと理由が違う
_________
幸村side



さっき、丸井からAが来ると聞いて少し気分が上がってしまう


ダメだ、調子にのりすぎたらろくなことがない




少し気持ちを落ち着かせて、打ち合う音や誰かが話す声が混じるコートに




集合の合図を掛ける





そして練習メニューを説明する




「じゃあ、各自練習開始。あと、R陣は残って」





ほとんどが練習に戻り、その中に埋もれてたり目立ってたりしていたR陣だけが残る



赤「幸村部長、何すか?R陣だけ残して?」




精「あぁ、実はね近々四天宝寺と練習試合をやろうと思ってたんだ


  それでこないだ連絡したら3日後にやることになった」







ジャ「3日後か・・・もうすぐだな」





ブ「え、三日後!?あとちょっとしかねぇじゃん!」




丸井が膨らませていたガムをパンと割る



精「別に僕らは合宿みたいに荷物を準備するわけじゃない



  それに、練習の今の倍やったら体を壊すだけだ。だから言うのは日が近くなってからでいいと思ってね」






弦「初めて聞いたな」






幸「だって、真田に行ったら絶対無理して練習するだろ?だから」





弦「む・・・・・」

47話→←45話


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
設定タグ:テニスの王子様 , 白石蔵ノ介   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - ごめんなさい。変換ミスでしたm(__)m (2020年9月21日 20時) (レス) id: d9316f3163 (このIDを非表示/違反報告)
真田葵(プロフ) - 41話退院では? (2020年9月21日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。