46話 ページ46
保健室に入ると病院と同じ匂いがする
そして、三台あるベッドの内真ん中の一台だけカーテンが閉まっていた
私には心あたりがある。凄く心当たりがある←大事
「もう、放課後だよ。さっさと部活に行け」
そう言ってシャっとカーテンを開ける
そう、先ほども登場したコイツだ
雅「ん・・・もうそんなに経ったんか・・・時間が経つのは早いのぉ」
言ってる事年寄りだぞ。そしていい感じに訛ってるからなおさら
最初のほうはまじめに授業を受けていたが、お腹が痛いと言って教室を出て以来
戻ってこなかった
「このままじゃ、中退になるよ」
雅「まぁ、大丈夫・・・・・」
大丈夫って・・・
でも、コイツ案外テニス出来るからそっち関係で高校入れたりするかも
雅治はベッドから降り、いつものように背中を少し丸くしながら部活へ向かった
なんか猫みたいだな・・・てか、実際猫背だし
三分の二の確率で日の当たる屋上にいるし、よく寝るし
前世は猫かよ
まぁ、そんなことを思いながらも丸椅子に座り、包帯を巻き始める
蔵ノ介君も左手に包帯を巻いていたな・・・
はぁ・・・・こんなことを思い出すから保健室は嫌なんだよ←さっきと理由が違う
_________
幸村side
さっき、丸井からAが来ると聞いて少し気分が上がってしまう
ダメだ、調子にのりすぎたらろくなことがない
少し気持ちを落ち着かせて、打ち合う音や誰かが話す声が混じるコートに
集合の合図を掛ける
そして練習メニューを説明する
「じゃあ、各自練習開始。あと、R陣は残って」
ほとんどが練習に戻り、その中に埋もれてたり目立ってたりしていたR陣だけが残る
赤「幸村部長、何すか?R陣だけ残して?」
精「あぁ、実はね近々四天宝寺と練習試合をやろうと思ってたんだ
それでこないだ連絡したら3日後にやることになった」
ジャ「3日後か・・・もうすぐだな」
ブ「え、三日後!?あとちょっとしかねぇじゃん!」
丸井が膨らませていたガムをパンと割る
精「別に僕らは合宿みたいに荷物を準備するわけじゃない
それに、練習の今の倍やったら体を壊すだけだ。だから言うのは日が近くなってからでいいと思ってね」
弦「初めて聞いたな」
幸「だって、真田に行ったら絶対無理して練習するだろ?だから」
弦「む・・・・・」
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渚(プロフ) - ごめんなさい。変換ミスでしたm(__)m (2020年9月21日 20時) (レス) id: d9316f3163 (このIDを非表示/違反報告)
真田葵(プロフ) - 41話退院では? (2020年9月21日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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