41話 ページ41
貴方side
1ヶ月後
癌も完治し、無事に退院出来た
そして近くの立海大付属中学校に通うことになり、徐々にだかが友達も出来た
赤「A先輩!」
海沿いの通学路を歩いていると誰かに後ろをトンと押された
「あ、赤也おはよ」
赤「おはようございますっス!」
可愛い後輩だって出来た
ホントに可愛いな
財前君とは真反対な感じ・・・・いや、前の事は忘れるんだ・・・そうすれば私だって少しは楽になる
赤「A先輩ーマネージャーの件考えなおしてくださいよ〜」
「えー癌が治ったとはいえ、そんなに動けないから向いてないよ
出来るとしたら応援ぐらいかな」
この話何回目だろ・・・100回ぐらいしてるんじゃない?←
赤「えー俺A先輩がいたら100倍頑張れるのに・・・」
「100倍って・・・普段もそれぐらい頑張ってよ」
精「そうだよ赤也、Aはまだ無理しちゃいけないんだから
それに、応援してくれるだけでも頑張れるだろ?」
後ろから来た精市が私の肩に手をポンと置いて私ではなく赤也に言う
「あ、おはよ」
精「おはよ、A」
精市はとても優しい人だ。初めて学校に来たときは質問攻めで困ってたけど
精市が手を引いてくれて・・・それで話すようになって・・・いつも心配してくれて
とても似ている・・・
赤「でも部長!A先輩がマネージャーになってくれた方が部長も嬉しいっスよね!」
幸「まぁ、そうだけど・・・でも癌の状態からここまで回復できたのは凄いよ
僕なんか癌でもないのに入院しただけでむきになっちゃって・・・なんかカッコ悪いな」
精市の声がどんどん小さくなっていく
「そんなことないよ。私も最初は誰とも話さなくてよく抜け出してた
でも、一人の子がきてくれて・・・・それで毎日が楽しくなったんだ・・・もう会えないけど」
あぁ・・・・何だろうこの感情は・・・この話をすると胸が締め付けられる感じがする
柳「それは、大阪にいたときの話か?」
「うわぁ!・・・ビックリした・・・」
いつの間にかノートを片手に持った蓮二がいた
赤「ちょ、柳先輩!いたならいるって言ってくださいよ!心臓に悪いっすよ!」
精「そうだよ柳。Aに何かあったらどうするの?」
精市は過保護すぎるな
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渚(プロフ) - ごめんなさい。変換ミスでしたm(__)m (2020年9月21日 20時) (レス) id: d9316f3163 (このIDを非表示/違反報告)
真田葵(プロフ) - 41話退院では? (2020年9月21日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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