私のヒーロー、君のヒーロー【白石蔵ノ介】 (ページ40)

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４０話ページ40

謙也side

最近白石の様子がおかしい

いや、前からおかしいんやけどもっとおかしい←

今のボールやって走れば余裕でとれるっちゅーのに

白石がおかしくなったのは病院からAちゃんが居なくなった時からやったな

なんか関係しとるんかな・・・

謙「なぁ、白石なんかあったん？」

小「んー心辺りはあるんやけど口止めされとるから・・・」

てか、何やっとんねんコイツ

かつらをずっといじって・・・

謙「何やっとるん？」

小「ん～見てのとうりかつらを毛づくろいしてるんやで」

謙「って、猿か！」

そういって小春の坊主頭をパシっとはたく

これユウジが見てたらヤバいな

光「謙也さんなんかツッコミの調子悪ないっスか？

　まぁ、前から悪かったですけどさらに悪い気がしますわ」

俺が白石に行ったことが特大ブーメランになって帰ってきたわ・・・

謙「ホント毒舌やな・・・

　てか、その口止めされてるってなんなん？てか誰に口止めされとるん？」

小「いや～それはー・・・」

めっちゃ目泳いどるやん。わかりやすっ！

光「別にもうA先輩がいない以上隠すことはないと思いますよ」

Aちゃん・・・・

謙「やっぱり、Aちゃんが関係しとるん!?」

光「やっぱりってどういうことっスか？」

謙「あ・・・・」

ヤバい失言や・・・

蔵「Aちゃんがどうかしたん!?」

休憩中の白石がベンチからすごいスピードでやってきた

Aちゃんの前でもそんなんだったら絶対引かれるで

光「なんか謙也さん、A先輩のこと知ってるらしいっスよ」

蔵「なんや！謙也何知っとるん？」

なんか急に元気になった・・・・

謙「あ、いや・・・その」

小「正直に白状した方が罪は軽いで」

謙「えっと・・・・・・」

三人にどんどん追い詰められていく

謙「はい、正直に話します・・・」

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小「つまり、謙也君が蔵リンのためにと思って一回病院に言ったのね」

蔵「それで俺に関わらんでほしい、と・・・」

光「謙也さん何やってくれてるんスか・・・・」

いや・・・罪軽い言うてなかった？・・・・あんがい精神ズタボロなんやけど・・・

蔵「何言うてくれとんねん!!!!!」

言ってたことちゃうやん！