27話 ページ27
コンコン
?「A、入るよ」
「うん」
そう言って、入って来たのはお母さんだった
少し、今の光景に驚いてるみたい
そりゃぁそうだよね、なんか男の子ばっかりいるし
蔵「Aちゃんの・・・・お母さん?」
母「えぇそうよ。君たちがAがいつも言ってるテニス部の人たち?
いつもAのところに来てくれてありがとうね」
光「まぁ、俺たちは来たくてここに来てるんで」
それも嬉しいけど
もとはといえば看護師さんが無理なお願いをしたからこうなったんだけどね・・・
小「あらやだ、お母さんまで別嬪さんやないの〜
Aちゃんの整った顔はお母さんゆずりだったのね」
母「まぁ、お世辞が上手な事
でも、嬉しいわ。ありがとうね」
小「やだ〜ホンマのことですよ」
などと乙女らしい会話を二人はしている
お母さんノリがいいからな・・・こういうのすぐ乗っちゃうんだよ
その横で一氏君が少し寂しそうな目で小春ちゃんを見ている
あ・・・・・・・
まぁ、そのうち何とかなるか・・・←
母「ねぇ、もしかして貴方が蔵ノ介君?」
母が蔵ノ介君のを目にするとすぐにビューンとこっちまで来た
謙也君より速いかも・・・
蔵「まぁ、そうですけど・・・・何で俺の事・・」
さすがの蔵ノ介君も少しびっくりしている
母「いつもここに来るとね、Aが蔵ノ介君の話ばっかりするのよ」
「ちょっと、お母さん・・・・」
蔵「なんや・・・照れるな・・・」
母「それに、いつもAの所に来てくれてありがとうね
この子、前まではずっと暇そうな顔で『明日死ぬのかな』なんて言ってたのよ
でも、今はこんなに表情豊かになって・・・お母さん泣いちゃう」
と言ってハンカチで目元を拭うが涙は一切出ていない
・・
一切出ていない(大切な事は二回言う)
光「なんか、A先輩のお母さんってノリいいですよね」
母「やだ〜Aったら、先輩になっちゃったの?もう、感激!こんなイケメンな後輩を
もっちゃってー」
「はぁ・・・・もう今日はいいから出て行って」
母のあまりの好奇心さに耐えられず
病室から追い出す・・・・ホント、この人よく社会で生活できてるよ、こんなんで
母「じゃ、またくるね〜」
そう言って、スッキプしながら出て行った、そしてコケた
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーアルファベット
X
39人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
渚(プロフ) - ごめんなさい。変換ミスでしたm(__)m (2020年9月21日 20時) (レス) id: d9316f3163 (このIDを非表示/違反報告)
真田葵(プロフ) - 41話退院では? (2020年9月21日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ