私のヒーロー、君のヒーロー【白石蔵ノ介】

１３話 ページ13

白石を尾行すること約１０分


着いたのはとある病院やった




謙「あれ、ここ俺の親父の病院やん」





小「まさか謙也君のお父さんと蔵リンが密会!?」





光「いや、先輩達みたいなホ〇やないんですから」





おん・・・・なんか今日は財前の意見がまともに思える



さすがにな・・・・・・・・




・



・



そうであってほしくないわ



白石は２階に上がり、２０５号室の病室の前で止まった




あれ、ここって・・・





蔵「Aちゃん、入るで」





そう言って、白石は病室の中に入って行った





今、Aちゃんって言った気が・・・




小「密会ではなかったわね」





光「先輩達の思考どうなってるんスか」






謙「財前、ちょっと行ってみてくれへん？」





その時その場がｼｰﾝと静まりかえった




光「は？





　 謙也さんの思考もどうなってるんスか？そもそも謙也さんが行けばいいやないですか」





謙「いや・・・・・それは・・・



　 お、俺にもプライバシーっちゅーもんがあんねん！(汗」






光「プライバシーの使い方間違ってますけど



　 ダッサｗｗｗ」








そう言って、何故か記念に、とパシャパシャ俺を撮ってくる



いや、何枚撮ってんねん！・・・・やっぱ俺ツッコミ派やわ←




謙「い、いいからはよ行けや！行ったら、明日善哉奢ったる！」





光「ま、しゃーないっスわ



　 今日は行きますけど次はないですからね」







ユ「餌付けされとる・・・」





小「いや〜ん私も財前きゅんを餌付けした〜い(ﾊｰﾄ」




ユ「コラー！浮気か！死なすど！」






そう言って、その場をガッと立ち上がる





謙「ちょ、そんなに声出したら！・・・」






「なんか今、すごい声が聞こえたような・・・」




蔵「せ、せやな・・・俺ちょっと見てくるわ・・・」





そう言って、病室のドアがガラっと開いた




＿ヤバい！そう思ったとき誰かに口を抑えられ、後ろに引っ張られた


隣に居た財前だけ置いてけぼりにされて←





蔵「はぁ・・・・財前・・・・何でいんねん」




状況を理解できた頃には、さっき居た場所には財前だけが残っていて


俺と小春とユウジは相手から死角になる曲がり角に居た




小春が俺らを引っ張ったらしい。誘拐されると思ったわ



光「え、あ、いや・・・・・




・






・







・





　まぁ、部長を尾行しに来ました」

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