私のヒーロー、君のヒーロー【白石蔵ノ介】

１２話 ページ12

そう言ってたこ焼きの入った弁当箱を見せてくる



あ、今日もたこ焼きなんや・・・昨日もたこ焼きやったけど





謙「あれ、千歳は？」




光「そこらへん、ウロチョロしてるんとちゃいます？あの人神出鬼没ですから」




金「いいから、早く食べようや！わいお腹空いた！」





蔵「せやな、もう食べよか」




そう言って皆各自のお弁当を食べ始める






銀「金太郎はん、そんなに早く食べたら喉に詰まってまうで」





金「だいじょーぶや！こんなんどうってことないわ！」






謙「・・・・・ホンマに白石、どうしたん？」




皆が箸をとめてこちらを見る



え、俺なんかした？←




ユ「いつもなら、『金ちゃん、そんなに早く食べたら・・・毒手やで』って言うやん」







何故か俺のセリフの所だけ、声を変えて言う





モノマネしたいだけやろ





光「昨日も部活来ませんでしたし」







謙「今日は来るやろ？」





蔵「おん、行けって言われたからな」





小「？誰に」







蔵「秘密」





そして、お弁当箱をしまい屋上をでる





金「白石だって、早く食べとるやん！」





そんな声も耳に入らず

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
謙也side





謙「なんか隠しとるな・・・」





小「せやね・・・！まさか彼女が出来たとか！」





ユ「アイツに彼女なんか一生できひんわ！」←





それはいいすぎやろ



この中で一番モテとるんやから




光「そんなに気になるなら尾行とか聞きだすとかすればいいじゃないっスか」





謙・小・ユ「それや！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


光「なんで俺まで・・・家に帰りたいんスけど」





小「発案者は最後まで付き合わなきゃいけない決まりやろ」




光「何すかそれ・・・」





部活が終わった後、白石だけいつもと違う方向に行くのを見て



俺、小春、ユウジ、財前で白石を尾行することになった





銀は遠慮しとくって言うてたな、まぁそういう感じやないし



アイツ、部活ちゅうもボーっとしとったな・・・





注意しとかんと

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