24杯目 ページ26
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『ちょっと、付いてきてもらってもいいですか？』
彼はそう言って
ウェイターに目配せをして
私の手を握り、お店から連れ出し、上の階へと続く
エレベーターに乗せた。
「...あの、これって？」
『無理やり連れ出すような真似してすみません。少し部屋でゆっくりしませんか？ 』
さっきとは少し違う彼。
なんというかちょっと強引な感じ。
「....わ、わかりました」
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彼に連れられて入った部屋は
これまで泊まったことのないような
テレビでしかみたことのないような
まるでおとぎ話が目の前に出てきたかのような
そんな部屋だった。
「これって・・・？」
『ちょっと、見え張ってスイート・ルームとっちゃった』
そんないたずらっ子みたいな顔で
私に満面な笑みを向ける彼。
『もう、大丈夫そう？』
気がついたらもう涙はでていなかった
「はい、さっきは取り乱してしまいすみませんでした』
『そっか、よかった、とりあえずココ座りなよ』
ふかふかなソファに座ってる彼が横に来るように
言った。
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akarinngo(プロフ) - ☆さん» 修正させていただきました。わざわざ伝えていただきありがとうございます (2019年11月12日 12時) (
レス) id: fde78b4ce1 (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 9杯目【と、少し恥ずかしいそうに】→「い」いらない、 30杯目【気にってくれた？】→気に入ってくれた、 38杯目【笑顔で手を降って】→振って、 40杯目【夜の仕事を初めて1年半】→始めて だと思います。 (2019年4月29日 18時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 更新楽しみにしてます！ (2016年11月13日 14時) (レス) id: 2ca0c5098b (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 展開がどうなるのか楽しみです！なんかいいですね！ (2016年4月7日 16時) (レス) id: 1dea7b7788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akarinngo | 作成日時：2016年2月21日 2時
