キセキ「好きです！！！」貴「嫌です～」何故かキセキに好かれた女子。 (ページ20)

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18話ページ20

緑間sid

あいつはいつまで寝ているのだよ…もう部活が始まる時間だ。

今、この教室には、俺とAしかいない。

作「そういうことにしておいて下さい…」

緑「…A。」

俺の声が教室に響く。
名前を呼んでも、なかなか彼女は起きない。

貴「…みどりま…？」

緑「…！？」

彼女が目を開けて、回りを見た。

貴「…っ！？もうこんな時間！？？」

俺が起こさなかったら、きっと教室で寝過ごしていただろう。

緑「あぁ。」

俺がAの方に目をやると、Aと目が合った。

貴「…ッ…早くいこっ？」

緑「ああ…そのつもりだ」

俺とAは、体育館へ向かった。
…なぜか、Aの耳が赤かった気がした。

Asid

貴「(むかつく…！！キセキのやつら、どいつもイケメンだなぁもう！！
むかつくくらいイケメンだった！！
イケメンの無駄遣いだわ！！)」

少しイライラしながら廊下を歩いていく私。

緑「…なぜそんなに音を立てて歩くのだよ？」

今日のラッキーアイテム…大きいくまのぬいぐるみを持ちながら歩く緑間。

お前のせいだよ！！というのはめんどくさいからやめておく。

貴「(部活遅れる)」

もう少しで体育館につく。

走りたい。でも、後ろにいるやつがうるさい。

～過去～

貴「(やばい！！トイレ行きたい…！！)」

走り出す私。

緑「A！」

貴「ちょ、なんなの！？急いでるんだけど！！」

緑「廊下は走るな！！歩け！早歩きもダメなのだよ！」

貴「はぁ！？」

～過去終わり～

ってことがあったし…

また注意されるのめんどいし、歩こう

そう考えてたら、体育館についた。

赤「A、緑間。」

貴「(ビクッ)」

赤「10分の遅刻だ」

笑顔の赤司。
でもその笑顔、少し怖いです。

貴、緑「ごめん…/すまないのだよ。」

赤「まぁいい…早く練習に入るぞ。」

緑「あぁ。」

…私も、早く準備しないと。

私はさつきがいる所に向かった。