白 岩 く ん エ ピ ページ48
*
【雷が怖い】
瑠姫「ははっ、A大丈夫？」
A「大丈夫じゃない。むり」
瑠姫「ははははっ標準語になってるやん(笑)」
今日はスタジオリハーサル、そのために家から移動中。
あいにくの大雨で雷の鳴る大荒れの天気です。
純喜「もぉほんまにやめてや」
景瑚「純喜くん怖がりっすもんねあと瑠姫くんも」
瑠姫「いや俺ちゃうって！」
そんな白岩くんが関西弁でしゃべる話の中でも、雷の光にビビり散らかすAちゃん。
瑠姫「A、ビビりやなー」
A「はぁ、はやくスタジオ着いて、、」
Aちゃんは洗車機の中を走っているような大雨が怖くてはやくスタジオに着きたいみたい。
そこから、さすがの防音のスタジオのため雨が降ってることとか雷鳴ってたことは忘れてリハーサルを進めていました。
突然
『『ぱちっ』』
純喜「へ！！！」
拓実「え、なになに！？」
奨「停電かな、そう言えば雷落ちてたもんね」
そう言ってみんなは一瞬焦ったもののスマホのライトを照らしながら集まりだしました。
その時、白岩くんはAちゃんがこういうの苦手だったなと思い出し、1人Aちゃんを探します。
瑠姫「A、、！大丈夫？」
踊っていたはずだから立っていると思ったら、足元に黒い影がありました。
Aちゃんです。
瑠姫「うんうん、怖かったね、大丈夫大丈夫。」
Aちゃんは半泣きで白岩くんにハグされています。
A「まっくら、怖い。るっ、くん、」
白岩くんのことを認識したAちゃんは子供のように泣き出してしまいます。
瑠姫「大丈夫大丈夫、もう明るくなるから。」
Aちゃんは耳が悪いため、暗くなると何も分からなくなってしまいます。
届いているか分かりませんが声をかけてあげます。
その事を知ってる白岩くん(メンバーみんな一応把握済み)は優しく抱きしめて背中を摩ってあげます。
蓮「ブレーカーどこだっけ」
翔也「これじゃない？！」
景瑚「俺手届くよ！」
みんな協力して電気は戻りました。
この時白岩くんは、直ぐに電気が戻ってよかったと思いました。
瑠姫「A、大丈夫、戻ったよ、涙止めて？」
A「ん、るっくん」
瑠姫「も〜Aは怖がりなんだから〜」
A「るっくんのお化け入ったときの方がすごもん」
瑠姫「それとこれは違うから！」
Aちゃんを安心させるようにしゃべり続ける白岩くんでした。
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作者名：acc. | 作成日時：2024年3月12日 0時
