與 那 城 く ん エ ピ ページ43
*
【包容力】
與那城くんの家のピンポンがなります。
奨「はい？」
A「、、？あ、奨くん？聞こえてるのかな、」
奨「Aじゃん、開けるね」
奨「どうしたの」
A「んー？お邪魔しまーす」
奨「おいおい(笑)」
奨「お茶でいい？」
A「うん。茉莉花茶でお願いします」
奨「はいよー」
Aちゃんのお好みを知ってる與那城くん。
A「ありがとうございます」
奨「どしたん。荷物もったまんまじゃん。今日も遅かったね？」
A「うん。お腹すいた。」
奨「もーワガママお嬢さん、(笑)」
とか言いつつも、Aちゃんが好きなアボカドディップ作ってくれます。
A「ありがとう。ねー奨くん」
奨「ん？」
A「、、ぎゅーってして欲しい。」
唐突に、今にも泣きそうな顔をしてそう言ってきたAちゃん。
奨「んふふ、いーよ、こっちおいで？」
そう言うとソファにそ座っていたAちゃんは立ち上がり、とぼとぼとカウンターによりかかって立っている與那城くんの元へ行きます。
奨「はい、おいで？」
奨「ふふ、どうしたの〜」
身長差もあり、とても可愛く見えちゃうAちゃんに笑みがこぼれる與那城くんです。
A「なんか、分からへん。」
奨「なにがー？」
A「ん、、なにかが」
奨「そっかそっか。でも大丈夫だから。俺らがいるから、いつでも呼んで？」
A「ほんま？」
奨「うん。みんな待ってるよ、頼られると嬉しいはずだから11人の男たちは(笑)」
A「ありがと、奨くん」
奨「いいえ〜」
與那城くんの包容力で元気チャージをしたAちゃんでした。
*
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作者名：acc. | 作成日時：2024年3月12日 0時
