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大 平 く ん エ ピ ページ42
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【無理しないで】
A「(ドアノック)しょせ、開けれる？」
祥生「(ガチャ)」
A「ごめんね動かして、ベッド行こう？」
祥生「んー、リビングでええ」
A「ほんと？分かった」
日々の疲れが溜まったのか、風邪をひいてしまった大平くん。
流行りの病気の検査は全て陰性で、疲労が原因だろうとのこと。
祥生「なーなー、A」
A「なにー？」
祥生「ごめん、休みなのに来てもらっちゃって」
A「ええねんええねん。せやけどびっくりしたから！急に連絡来て」
祥生「ごめんごめん、頭回らんくて1番上にいた人に連絡した。」
ここだけの話、大平くんはAちゃんのLINEをピン付けしています。なので1番上に来るのです。
A「体温高いね、冷えピタ替えよう」
祥生「つめたっ」
A「冷たい飲み物持ってくるね」
祥生「待ってや、行かんといて」
そう言って大平くんはAちゃんの手を掴みます。
A「え？」
祥生「なんもいらんから。Aがおったらええから。」
いつもは見せない弱々しい大平くんの姿に困惑してしまうAちゃんでした。
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作者名：acc. | 作成日時：2024年3月12日 0時
