鶴 房 く ん エ ピ ページ36
*
【頑張りすぎていた時】
汐恩「Aー」
A「、、」
汐恩「Aー」
A「、、！なに？どしたん？」
汐恩「何回も呼んだのに。」
A「えあごめんごめん。、、ん？」
汐恩「ずっと下向いとったで、なんかあった？」
A「なんもないで？」
汐恩「うそだー、顔曇ってんで」
A「、、、」
目に涙が溜まり思わず下を向くAちゃん。
汐恩「A、こっち向いて」
A「あかん」
汐恩「だめやない、顔見せて」
A「ん、、なんで、、」
汐恩「泣くほどつらいんやないの？」
溢れる涙を指で拭いてあげる鶴房くん。
A「も、、わからへん」
汐恩「っ、頑張りすぎやねん。」
A「、、だって」
汐恩「だってやない。Aが壊れてまうで、頑張りすぎ」
A「だって、だって、、頑張らないと、追いつけなぃ」
汐恩「Aは何を目標にしてるん？」
A「、、みんな、みんなに追いつかないと」
汐恩「Aの思う追いついてないところが分からへんねんけど、充分やで？歌も、ダンスも。」
A「、、、」
汐恩「俺なんか体力ないからダンスレッスンもすーぐ疲れてサボっちゃうし、それ知ってて体力つけようとせえへんし(笑)」
A「、、、」
汐恩「Aはもう充分頑張ってる。俺はAを尊敬しとる。頑張るAを応援したい。けど、頑張りすぎてるAは見たくない。お願い、無理せんで？自分を守ってや。な？A」
A「、、、ぅぅ」
汐恩「な？返事は？」
A「、、はぃ」
顔を上げたAちゃんの顔はぐしゃぐしゃです。
汐恩「よし！、、涙止めや」
A「止まらへん〜」
汐恩「おぉい！俺の服で拭くな(笑)」
A「ん、、ありがと、しおん」
汐恩「はいよ、無理せんでな」
*
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作者名：acc. | 作成日時：2024年3月12日 0時
