Snow day. (ページ37)

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In カフェ... ページ37

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《A》

久々の完全一日オフの日

そろそろ学校のテストがあるから勉強しようと

近所のカフェに行くことに。

「いらっしゃいませ」

メニューも何も決めていなかったため、

入口近くのメニューを見る

「なにかお探しですか？」

『、、、』

「あの〜、、？」

『、、！あっ、すいませんもう一度いいですか？』

「、、失礼いたしました！

なにかお探しですか？」

『あっ、ここのご飯初めてで、

何がおすすめなのかなって思って、、』

「ありがとうございます。

当店のおすすめはですね、、」

定員さんに話しかけられても気づかないことなんか年中。

カフェとかで勉強しようとしても捗らないって人いると思うけど、私の場合セルフで周りの音消せちゃうからちょっと便利でいいなとか思ったり。

「○番でお待ちのお客様〜！」

店員さんが少し身を乗り出して喋っているけどよく分からないからそっとしておこうと思ったその時

(トントントンッ)

？「ほら、Aじゃない？」

誰かが私のことを呼んでくれた

『あっ、ありがとうございます。いただきます』

とにかく急いで受け取らなきゃと思い、お礼も言わずに定員さんから受けとった

さっきの人にお礼を言おうとすぐ振り返ってみるともう居なかった

さっきのは誰だったんだろうと思いつつ、取っておいた席のところに座る

すると

『ねえ、何頼んだの？』

よくメンバーがしてくれるように、私に向かって喋る前に視界に入るように手を振ってくれることをしたその人。

ちょっと怖いなと思い、恐る恐る隣を見ると、、、、

『え？！廉くん？』

まさかのキンプリの廉くん。

近くでドラマの撮影してたみたい。
マネージャーさんと休憩がてらにちょっと変装して(サングラスしてるだけ)カフェに立ち寄ったらしい

永「声でかいからまじで(笑)」

『あ、ごめんごめん。

てかなんで私ってわかったの？』

永「いやだって、補聴器見たらAって分かるでしょ」

『え、うそっ』

急いで鏡を使って耳を確認する

『やばいやらかした、、普段はこの補聴器だと目立つからシンプルな色のやつにしてるのに変えてくるの忘れちゃった』

永「あ、そうなの？」

『うん〜。髪の毛で隠せばいいよね！』

永「まあそうだろうね(笑)」

廉くんとは、まあ、普通に仲良しって感じ

永「じゃ、俺撮影戻るわ、気をつけてな」

『うん！ありがとう、撮影頑張ってね』

*