Snow day. (ページ32)

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《阿部》

リハーサルが始まり、

ますますAのことが気になるように。

スタッフさんの指示とか照の提案とかを

聞きながらみんなは従っていく

にしてもすぐ隣にいるAの動きが鈍い

右腕をあげるのもすごい痛そう。

堪らず俺は声をかけた

阿「A？ほんとに無理しなくていいから。

今言ってくれれば変更効くし。」

そう言ったけど大きな音とかも流れている為

顔を見合わせて言っても伝わってない。

阿🦻🏻「無理しないで？今言えば変更できるよ」

それを見てAは顔色を変えた

🦻🏻『だから何？私ちゃんとやってる。』

阿🦻🏻「動き遅いよ？腕も痛いの分かってるでしょ？」

🦻🏻『そうだよ。それでも頑張ってるの。』

ちょっとAもあがり出して

怒ってる感じになってきた

岩「ん？ふたりどうした？」

阿「あ、いや、Aが、、」

岩「A？どうした？辛い？」

🦻🏻『あなたもしつこい。私は頑張ってる。邪魔しないで』

手話をやる時に良くなる口パクの音が大きくなってきた。

つまりもう怒ってる。

現に今涙を流した

岩🦻🏻「俺たち邪魔してないよ？Aが心配。」

🦻🏻「、、、うざい。もう放っておいて」

そう言ってステージから裏にはけてしまった

深「俺ちょっとAのとこ行くわ。ごめん抜ける」

岩「ごめん、お願い」

*