Snow day. (ページ2)

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私の日常ページ2

*

《A》

『おはようございます』

今日はツアーの打ち合わせから始まる

目「おはよ」

渡「おはようA」

みんなが私の目を見て言ってくれる

それに負けじと

🦻🏻『みんなおはよう』

両手の人さし指を曲げて『おはようございます』

を意味する手話と混じえて挨拶をする

岩「今日は話し合いがメインになると思うから

Aきつくなったら言ってね」

『うん、わかった。ありがとう』

たとえ補聴器をつけていたとしても、

普通の人よりかは聞こえない。

まず聞き取ることに慣れてないから

とても体力を使ってしまう。

スタッフ(以下ス)「それじゃあ、会議始めます。

よろしくお願いします」

こういう時、私は司会者(進行役)の人の近く

に座らせてもらってる

じゃないとマスク越しじゃ聞き取れないし

口の動きも分からないからね。

どんどん話し合いが進み、気づけば1時間経過

私は案の定疲れてしまってきた

『ん、、いっ、、』

頭が痛くなるのは私の難聴の嫌なところというのか

何なのか。

渡🦻🏻「A？大丈夫？頭痛い？」

いつもこういう時に隣に座ってくれるようにしてる

翔太くんが手話で話しかけてきてくれた

🦻🏻『少し』

そう答えると翔太くんは話し合いを1度止めて、

私を会議室から出してくれた

岩「A頭痛くなっちゃった？」

渡「そうみたい。一旦外の椅子に座らせといた」

岩「おっけ。自分で大丈夫って思ったら

戻ってくるだろうしね」

会議室の閉じこもったかな苦しい空気も相まってなのか、

すごく頭痛かった。

あれから10分近く外の椅子に座っていると

いくらか気分が良くなってきた

🚪

深「あ！A、」

渡🦻🏻「大丈夫？」

『うん』

🦻🏻『大丈夫だよ、ありがとう』

メンバーの大半は簡単な手話は出来る。

ちなみに翔太くんは検定持ってて、

阿部ちゃんもすごく勉強してくれて、

手話だけで会話出来るくらい。

蓮くんは新しく始まる連ドラで勉強しているみたい。

私も少し教えることあるし。

毎日、手話と声を合わせて生活している。

これってできない人の方が多いじゃない？

だから誇り持って生活してるんだ

*