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「ここが合川中ね。」
？「合川中って広いんですね。」
沙「まあ、全校生徒ざっと数えて1000人だから(笑)」
「あ、名前何ていうの。」
聞いていなかった重要なこと。
忘れるとこだった。
？「永瀬廉です。」
永瀬、廉…
「しくよろ」
沙「しくよろー☆」
廉「…しくよろ？」
とりあえずいつも通りに接してみたが
ダメだった。
廉「先輩、面白いっすね。」
気弱な少年は私を見て笑いやがった。
「こんにゃろ！」
ほっぺをつねってやった。
沙「微笑ましいなぁ」
何度も言うけど、
この時はお互い、好きになるなんて思ってもいなかったから。
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作者名：絢佳 | 作成日時：2015年12月29日 18時
