13話 ページ14
どれだけ走っただろうか
イヤな記憶があの人の声が私につきまとうみたいで気持ち悪くて、
怖くて
怖くて
怖くて
「Aちゃんっ・・・！！！！」
天童くんは選手というだけあってすぐに私に追いついた
そして私の腕を力強く握りしめていた
『い・・たいっ・・・・』
「あ！ご、ごめん・・・」
彼は申し訳なさそうに手を離した
ああ、その仕草もあの人にそっくり・・・
しばらくの間沈黙が続いた
その沈黙をやぶったのは天童くんだった
「あのさ、もう暗くなるから、俺おくっていこーか？」
『やめて。』
近寄らないで
私がその一言を冷たく言い放ち
冷めた目で睨み付けると彼はひどく動揺しているように見えた
「俺、なんか悪いことしたんなら謝るよ。ごめ・・・」
『そーゆーのやめてよ。演技か何か？気味が悪い。』
忘れ去りたかったあの思い出が走馬燈のようによみがえってきて
彼はなにも悪くないのに口からはすらすらと彼を傷つけるには十分な言葉がでてくる
『もういやだ・・・』
自分も、あの人も、目の前の彼も
全部が全部・・・
いやになってしまう
私は天童くんの顔を見ることなく自分の家へと歩き始めた
さすがの彼ももう追いかけようとはしてこなかった
早く帰りたかった
今はとにかく1人になりたかった
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夜久#LOVE - 面白いヨ！頑張って♪ (2018年12月22日 9時) (
レス) id: bd44181088 (このIDを非表示/違反報告)
りりあ - あの・・・何話のところ８，９，８、ってなってますけどあれわざとですか?わざとだったらすいません!!面白いですね!これからもがんばってください!!普段見ない天童君の裏の顔みたいでとても面白いです!!次の話楽しみにしてますね!!頑張ってください!!家族みんなで見ます (2017年6月29日 0時) (レス) id: 9720be62a5 (このIDを非表示/違反報告)
烏龍茶(プロフ) - 作者様はもしかして夏目友人帳好きですか?間違ってたらすいません (2016年11月27日 11時) (レス) id: 66f5e5cc68 (このIDを非表示/違反報告)
フェイロ(プロフ) - 更新頑張ってください＾＾応援してます♪ (2016年11月27日 9時) (レス) id: 0a26e223cf (このIDを非表示/違反報告)
凛眞(プロフ) - 初コメ失礼します！すっごいおもしろいです！これからも更新頑張ってください！(*≧∀≦*) 陰ながらですが応援させていただきます！ (2016年11月27日 2時) (レス) id: d97172139d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ | 作成日時：2016年11月26日 19時
