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慎side 2024/10
この状態で5分ぐらいが経ったとき…
［ ガラガラ ］
すごくゆっくり…
でも、止まらず…
涙を流してるAが開けてくれた
ドアの取手を持ったまま
視線が足元から上に上がってきて…
1回俺の胸の辺りで止まったけど
合わせてくれた目
A「…ま、こ」
慎「うん」
A「まこ」
慎「うん」
A「あり、がと…」
慎「うん」
声、久しぶりだ…
俺は声を出すのが怖くて『うん』だけ
言いたいことはたくさんあるけど
怖がらせないように必死
A「…入、る？」
慎「…いいの？」
��コク��と頷いて
入り口にスペースを空けるように
少し横にずれて中に入れてくれた
ベッドへ歩く、痩せた後ろ姿…
前回と同じくピルの副作用と
心のバランスが崩れて
食べれてないってのは聞いてたけど
思った以上だった…
A「まこのことも…まこのこともっ…」
慎「Aっ？！大丈夫っ？！
っ、えっと、どーしよっ、か、帰るね
看護師さんに言っとくからっ
ごめんっ、ごめんねっ」
辛そうなAを見てられず
その原因が俺ならここから離れるのが
1番いいと思って、背中を向けたとき
『っ、待って、おね、がいっ」
耳を疑いながら足を止めて
Aのほうに振り返っていいのか
葛藤してると…
A「ふぅ、ふぅ…」
振り返ると
逃げようとした俺とは違って
落ち着こうと頑張ってるAがいた
慎「ゆっくりで、大丈夫だよ
そうそう、ゆっくり…」
A「まこ…
これだけは言わないと、だめなの…
まこのことも、拒否して、ごめんなさい…
何回も、会いに来て、くれてたんだよね」
だんだん落ち着きを取り戻して
ベッドに座ったAと
少し離れたソファーに座った俺
今のところ会話は大丈夫そう、だな…
慎「大丈夫だよ」
A「まこに、酷いこと、したのに…」
慎「ううん、してないよ」
A「ううん、したの…
なのに…
別れたくないって、思っちゃうの…」
慎「俺も同じだよ」
A「でも…」
慎「守ってあげられなくて
助けてあげられなくてごめん
謝るのは俺のほうだよ」
A「だって…
エレベーターでっ…」
慎「A、無理しなくていいよ
頑張ってるの、分かってるから…」
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riku推し(プロフ) - Riaさん» Riaさん、コメントありがとうございます！書かなきゃー、と思いながら、続き思いついても、これつまらないなぁ、と絶賛試行錯誤中です😂モヤモヤ期突破したら更新させていただいますね！待っていただいてるのに申し訳ないです🥹🥹 (5月9日 7時) (
レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 更新待ってます (5月8日 20時) (レス) @page21 id: 7c59b3a829 (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - あさん» あさん、コメントありがとうございます！大変長い期間お待たせしてしまい、すみません。色々模索中です…また更新できたとき、よろしくお願いします😊 (2023年4月19日 11時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 続き待ってます、！ (2023年4月19日 11時) (レス) id: 626e24dd6c (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 更新してくれるだけで嬉しいです自分のペースで大丈夫ですよ☺️ (2023年3月5日 12時) (レス) id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riku推し
| 作成日時：2023年2月7日 20時
