1-49. ページ49
Aside 2023/4
北人「そんな嬉しいこと言うと
ずっとこうしてるよ？」
A「いいですよ」
『じゃあ、このまま進むね』と
歩き出して、私は後ろ向きのまま
視界のほとんどは吉野さんの胸で
足は吉野さんの足の間でちょこちょこ歩き
北人「後ろ向き怖い？」
A「ううん、大丈夫です」
とは言ったものの
間取りを知らないから少し怖い
体は正直で、抱きつく腕に力が入ってて
吉野さんはそれに気づいたっぽい
慌てて力を抜くと
体がふわっと浮いた
北人「これならいいでしょ」
A「っ、いい、ですけど
吉野さんが折れないか心配です」
北人「彼女ぐらい抱っこできますー」
A「お疲れの体がかわいそうです」
北人「Aちゃんさ
いつまで『吉野さん』なの？
付き合って1ヶ月経つよ？」
私の中ではすっかり��吉野さん��で
定着してて全く気にしてなかった
恋人なのに名字は変か…
A「北人、くん」
北人「それがいい」
A「北人くん、大好きです」
北人「っ、やば」
読んだ雑誌で北人くんが
『伝えてくれる人がいい』と答えてたから
今日どこかのタイミングで言いたかった
大きな目はなくなるまで細くなって
口元は笑ってる
そんな北人くんを見て
言ってよかった、と思ってると
私を持ち上げてた腕から力が抜けて
床に着く足
北人「あんま、かわいいのはだめだよ」
A「だめ、でしたか…」
いつもどおりの身長差になって
北人くんを見上げると近くに来てた顔…
反射的に後ろに下がる体を予測してたのか
北人くんに捕まって
今までで1番長くて、大人なキスが…
音が鳴っても
私の口の中を北人くんがなぞるし
変な声が出ても
『もっと聞かせて』と求められるし
唇が離れても
北人くんの手が下を向かせてくれなくて
初めての出来ごとに必死な私に対して…
北人「『だめ』ってのは
抑えが効かなくなるよってこと」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 746人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
riku推し(プロフ) - みーみさん» ありがとうございます！ (2023年1月31日 17時) (
レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ(プロフ) - riku推しさん» いえいえ、遅くなってしまっても大丈夫です！こちらこそよろしくお願いします！ (2023年1月31日 17時) (レス) id: d0bc6b1a0f (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - みーみさん» こんばんは！すみません、コメントいただいてたのに、遅くなってしまいました😔そんな！嬉しいお言葉ありがとうございます！みーみさんにハマってよかったです！ぜひ、今後もよろしくお願いします！ (2023年1月31日 17時) (レス) @page45 id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ(プロフ) - こんにちは！riku推しさん！すっごいい話です！こういうお話すごく読みたかったです😊ありがとうございます！ (2023年1月31日 17時) (レス) @page45 id: d0bc6b1a0f (このIDを非表示/違反報告)
みーみ(プロフ) - こんばんは！読むたびドキドキしてます！続き楽しみにしてます！ (2023年1月30日 21時) (レス) id: d0bc6b1a0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：riku推し
| 作成日時：2023年1月23日 12時
