検索窓
今日:1 hit、昨日:23 hit、合計:130,157 hit

7-7. ページ7

慎side 2024/4


 


A「どーなったの?」



慎「もう俺ら2人だけだよ
だから大丈夫」



A「…そっか」



慎「若干背中も痛いんだけど
見てくれる?」




嘘ついて隠したっていずれバレるから
Tシャツを脱いで
Aに背中を向けると



触れるか触れないか
それぐらい優しく撫でられた



お腹にAの腕が回って
っ……その柔らかいのは何が当たってるの?





A「まこ…」





痛くないところに頭も体も預けて
抱きついてきたから
さっきのは…唇か





慎「ん?」



A「これでもまだ私と付き合う?」



慎「あたりまえでしょ」



A「なんで?」



慎「『なんで』って
ちょっと待って」





向き合うように座り直して
あれ?って思った



絶対下向いてて
俺が顔上向けないと
目合わないと思ってたのに…



真っ直ぐな目が俺を見てる





慎「なんでって、好きだもん」



A「まこの好きなダンス
できなくなるかもしれなかったんだよ?

家族とか事務所とか元カノさんとか
いろんな人に支えられてここまできたのに

私はそれを
一瞬で奪ってたかもしれないんだよ?」



慎「そうだったとしても
Aのせいじゃないよ」



A「私のせいだよ
私と付き合ってなかったら
こんなことに巻き込まれなかったもん

怪我もしなかったし
格闘技する時間分
好きなことに使えたんだよ?」



慎「なんでそれ…聞いた?」





頷いたAが部屋から出て行って
背中が痛いのを忘れてベッドに横になった



天井眺めながら
怪我したのが情けなくて
やるせない気持ちが込み上げてくる





A「まこ…病院…」



慎「大したことないよ」

 

A「私が、やだ…」



慎「…ごめん
Aも準備して、一緒に行こ」





さっきぶりの駒井さんと
もう1人のBGが乗った迎えの車で
病院に着き院内でも同行してくれた



行きの車の中で
お兄さんと遥からLINEが来た



『勝手にAにバラしてごめん』て
内容だったけど全然いい



むしろ、みんなに認められて嬉しかった

7-8.→←7-6.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (182 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1281人がお気に入り
設定タグ:LDH , THERAMPAGE , 長谷川慎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

riku推し(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます!泣きながらっ?!それは喜んでいい涙ですかっ?!嬉しいです!コメントモチベーション上がります!続編もよろしくお願いします! (2023年2月8日 5時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 7の最終話泣きながら読みました。続きもこのまま読ませていただきます( ノД`)… (2023年2月8日 1時) (レス) @page50 id: 54c6e74cc8 (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - れいさん» れいさん、コメントありがとうございます!毎日お待たせしてすみません😣できるだけ早く続き考えて更新します!今後もお付き合いいただけたら嬉しいです!コメントモチベーション上がります〜☺️ (2023年2月5日 16時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編毎日待ってます><! (2023年2月5日 15時) (レス) id: 46f4834660 (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - y3gunluvさん» y3gunluvさん、コメントありがとうございます!お待たせして申し訳ございませんでした!パパの制裁どうしようか、考えてましたw今後2人がどうなるのか、今後も読んでいただけると嬉しいです!あまりハードル上げないでくださいね🤭 (2023年2月4日 8時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:riku推し | 作成日時:2023年1月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。