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慎side 2023/4





リークした人がまさかの香さんで
まさかまさかの財閥生まれ…



そんなことある?と
すごい偶然に未だ飲み込めてない俺



だから、



この春社会人になり
実家の会社に就職した遥と
柔術の練習中
財閥のことを教えてもらった



基本的に五十嵐家は絶対的重鎮で
財閥カーストの中でもトップクラス



だからいい顔して近づいてくる
悪者も多くて



その人を信じるか信じないかの
目利き能力が
日常生活で鍛えられるらしい



たしかに
Aと生活してると
物事の選別が早くて、当たる



記事が出て世間から注目を集めて
デマが広まってるとき



自分の口から真実を語り
落ち着くきっかけになった独占取材も



あの記者を信用した理由は
『根拠のない直感』って言ってた



香さんとの初対面も
心の中で何か感じてたのかな





遥「香さん、韓国行ってたけど
近々帰国するらしいよ」



慎「それってさ、見張りつくの?」



遥「ガッツリ付く
だって親父
韓国までBG飛ばしてるんだよ?」



慎「少しは安心」



遥「…ねーちゃんから
花見のこと聞いた?」



慎「ん?なんも?」



遥「出席するかしないか置いておいて
今月別の財閥主催のお花見がある」



慎「聞いてない、わ…」





『行くのかな』と考えてると
体が宙に浮き、投げ技決められた



汗だくのまま天井を見上げて
覗いてきた遥の手掴んで起き上がる





慎「油断したー」



遥「ねーちゃんのこと
考えてたんでしょ?

何も考えないで
『そっか』とか言うよりいいと思う

ほんとに慎くんでよかった」



慎「ふふ、うれしい」



遥「ねーちゃん守るために
格闘技始めたのかっこいい

しかも
このこと言ってないんだよね?」



慎「言ってないよ
俺から言うことでもないし

まだ全然実践できる
レベルじゃないからね」





この努力の成果を練習以外で
使う時が来たらダメなんだけど



いつ訪れるか分からない
そのタイミングに備えて
これからも練習は続ける



仕事でもアクション系に
活かせそうだし
できるに越したことはないと思う



Aに言ったら
『私と付き合ったから
やり始めたんだ…』とか言いそうで



自分を悪者にするから
バレるまで俺からは言わない



せめて合気道4段とか
格闘技経験者のAの
相手ができるレベルまでは言いたくない

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作品ジャンル:恋愛
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riku推し(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます!うれしいです! (2022年10月20日 19時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 気長に待ってます。応援してます (2022年10月20日 8時) (レス) @page43 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます!ほんっとうにぼちぼちですみません! (2022年10月17日 14時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。ぼちぼち投稿頑張ってください。 (2022年10月17日 11時) (レス) @page40 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます!いつ終わりが来るのやら…ですw (2022年10月15日 19時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:riku推し | 作成日時:2022年9月12日 11時

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