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壱馬side 2022/8
現場着いてスタッフさんに挨拶して
楽屋に戻ったら北人が
北人「男のスタッフの目線全部
Aちゃんだったね」
壱馬「…Aちゃんは？」
北人「あれ？どこ行った？」
壱馬「…探してくるわ」
さっきまで俺らの後ろ
着いて来てたのに
どこ行ったんやろ？と
探してると
人気の少ない奥の廊下で見つけた
「連絡先交換しましょう」
A「いいですよ」
「LINEで」
A「電話番号でいいですか？」
「LINEやってますよね？」
A「やってますけど
電話番号のほうが嬉しいです」
ナンパか
あのクソスタッフ
挨拶のときからAちゃんと
距離近いと思ってた
壱馬「あー、ここおった
お菓子のお使いお願いしてもええ？」
A「壱馬くん」
俺が現れてから
『何もしてないですよ』スタンスの
スタッフ
…だせぇことすんなよ
危なかった
間に合ってよかった
Aちゃんの手掴んで
楽屋に戻ると
心配そうな顔をしてる北人
壱馬「何もされてない？」
A「うん、ありがと」
壱馬「ほんま？手とか触られてない？」
A「引っ張られたけど大丈夫」
北人「除菌しよ！手出して！
汚いからね〜きれいにしようね〜」
A「ありがと」
壱馬「避けれなかった？」
A「電話番号だけ言って
逃げようと思ってたけど
壱馬くん来てくれて助かった」
壱馬「そっか
怖かったよな、何もなくてよかった」
A「私が言うもの変だけど
何もされてないし
仕事ちゃんとやってね？」
壱馬「…おん」
消化されないイライラを
Aちゃんに見せたら
気を遣わせてしまうから
北人にアイコンタクトして
ここは任せて楽屋を出た
あのスタッフ何するつもりやった？
Aちゃん完全に嫌がってたやん
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作者名：riku推し
| 作成日時：2022年8月24日 0時
