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壱馬side 2022/11
「3人がいい男なのは知ってたけど
マネージャーさん美人だね〜」
はい、お気に入り確定
大御所さんも男やからな…
格式の高いお店でご飯をいただきながら
仕事の話をして
こういう場に慣れてるマネ陣は
話を盛り上げたり…
お酒を注いだり…
Aちゃんがお酒を注ぎに行くと
顔が緩む大御所さん
そのあとも
全員の目を見て話してくれるがゆえに
Aちゃんのほうを見てるとき
あぁ、今見てるな…って
気になってしゃーない
そろそろ…となり
店前で最後に軽く話して
大御所さんが車に乗る前に
Aちゃんが
今のお店の手土産をお渡しし
上機嫌なまま帰っていく
大御所さんを見送って終了
佐藤マ「おつかれ」
「「おつかれさまです」」
佐藤マ「接待無双がいると心強いな」
陸「色々勉強させてもらった」
A「少し経験あるだけですよ」
仕事でやってるって分かってても
なんかなぁ…
Aちゃんのおかげで
いい雰囲気で終われたのも
分かってるけど
片想いが止まらない
俺以外の男に近寄るなよって…
こうなるから
恋は封印してたのに…
そう思いながら
チーフと陸さんと今日のこと話してる
Aちゃんを見てた
北人「(なんかあった？)」
壱馬「(なにが？)」
北人「(ふふ、なんかあったでしょ？)」
壱馬「(ないて)」
ニヤニヤしながら俺の目を見て
確認するように聞いてくる北人
こいつ、酔うてんのか
勘鋭いのかどっちやねん
北人「(その顔は当たりだ)」
壱馬「(なんもない)」
なんで当てるん？
当てないでくれよ…
みっともないから
A「壱馬くん
タクシーで帰るから
車に乗ってる荷物降ろそ？」
壱馬「ん、行こか」
顔見られないように下向いて
バリア張ってたけど
歩き出す前に気になって北人を見ると
やっぱり見られてて目が合った
俺の気持ちがこれ以上バレへんように
すぐ逸らしてAちゃんと車へ
背中に感じる視線が痛い
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作者名：riku推し
| 作成日時：2022年8月24日 0時
