1-21. ページ21
壱馬side 2022/11
スタッフ「川村壱馬さんから
差し入れいただきましたー！」
「「ありがとうございます」」
壱馬「皆さんで召し上がってください」
今日はいつもより早く現場入って
お菓子に詳しい
Aちゃんセレクトの差し入れ
早速食べたスタッフさんが
『おいしい』とか『どこのですか』って
Aちゃん囲んで聞いてて
俺は楽屋でスマホ
昨日、TikTokデビューした
Aちゃんの反響がすごい
数日前
『私TikTok出たい！』と言ってきて
『ちゃんと考えたほうがいい』って
言ったけど覆ることはなく…
臣さんと玲於さんが言ってた
『頑固』の一面を見た気がする
メンバー会議で事務所集まったとき
支部長の翔平に直談判して
OKもらったときは
『やったー！』って
ほんまに嬉しそうやった
その場で撮ることになって
結構激しめの振りだったのに
2回目で『覚えた』と…
初めてAちゃんが
踊ってるところ見たけど
あー、上手い人だ…って一目で分かった
翔吾も慎も
『変わってない、懐かしい』って
食い入るように見てて
昔の凄さが伝わってきた
翔平が『ランぺマネ最終兵器🔥
ブルーツリーさんとは違い
バチバチ踊れるマネをご覧あれ』て
紹介してて
コメント欄は…
『壱馬くんのドラマ撮影現場にいた人』
『話題の人やっぱりマネさんだった』
『この人、壱馬くんと街歩いてた人だ
彼女かと思ってた』
『誤解してました
マネさん、ごめんなさい』
こんなにAちゃんの存在
気になってた人
誤解してた人、いたん？
ようは、Aちゃんの思惑どおり
ファンが勘違いしてる
“俺の彼女説”を打破して
私はマネージャーです
壱馬くんの隣歩きます
勘違いしないでくださいね？
って周知に成功したってこと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 731人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：riku推し
| 作成日時：2022年8月24日 0時
