その男、非・人間

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さて、ヴァンパイアとの三日目が


始まりました


めんど


昨日みたいに


また、ぎゃあぎゃあ


やるはめになんのかなー


「A−、おはよー」


教室にはいるやいなや


手をぶんぶん振っているのは


佑亮。


ヴァンパイアって


どこで寝泊まりしてんのかね


ああ、かんがえないでおこ


疑問が増えて


頭のキャパ超えるだわ


「Aー、どうしたの？」


にしても、元気だね


「ううん、なんでもない


おはよー」


昨日初めて会ったとは


思えないくらい


距離が近い


まあ、それもいいかな？


あんな、ドSより


うんうん


そうだそうだ


そんなこと考えながら席に着く


『ああ？


誰がドSだって？』


え？


私何かいいました？


もしかして、ヴァンパイアには


心の声が読み取れる


超能力があるとか......


『お前、俺に超能力あるとか


思っただろ』


え、やっぱりあんの？！


『無いからな、お前ふつうに


口から漏れてた』


「あ、そういうことか」


びっくりした


私、バカだー

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