母親みたいな ページ29
部屋を出て、暫く歩き階段に座る。
『あー言いすぎた〜。もう本当自分馬鹿…』
思わず頭を抱え、俯いた。
ヒョンビン泣いてないかな…
てか部屋の雰囲気悪くしたよね…
みんな気まずいだろうなあ…
「なーにやってんの」
『！？』
突然の声に顔をあげれば、にこにこ笑うジソンオッパが。
JS「いないから探したんだよ〜」
『あ、ごめんなさい』
JS「……俺は良かったと思うけどね」
『え？』
なんの脈絡もない突然の話に首を傾けた。
JS「ヒョンビンだって、ちゃんと分かってくれるよ」
『何で…』
JS「実は、探してたら偶然話聞いてさ。盗み聞きはいけないって思ったけど、つい…」
『…やりたくないなら辞めたら？なんて、言うべきじゃなかった。』
ヒョンビンも出来ない自分に苛々してただろうに。
やりたくても体が上手くついていかなくて歯痒かっただろうに。
『私、最低だ…』
自然に顔が下を向く。無意識に溜息も出た。
JS「あーあー、何で泣くの」
優しく頭を撫でてくれる手は、
まるで母親のような父親のような暖かい手だった。
『オッパ…』
JS「泣かないの〜！ほら、オッパの顔見て笑って！」
『ジソンオッパ、顔かっこいいんだから笑えないよ、馬鹿。笑』
JS「馬鹿ぁ！？…え、かっこ、かっこいい！？」
あたふたしているオッパを見れば自然に笑顔になれた。
うん、大丈夫だ。
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モカ(プロフ) - ぐくたまさん» 分かりました！返信ありがとうございます^^* (2017年10月4日 6時) (
レス) id: f696ff2467 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - SaltHeartさん» 近々公開するのでお待ち頂けたら嬉しいです^ ^ (2017年10月4日 5時) (レス) id: eae8914a90 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - モカさん» 近々公開するのでお待ち頂けたら嬉しいです^ ^ (2017年10月4日 5時) (レス) id: eae8914a90 (このIDを非表示/違反報告)
SaltHeart(プロフ) - 続編のパスワード教えていただきたいです (2017年10月4日 1時) (レス) id: 829f33ccb7 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 続編のパスワード教えていただけませんか？ (2017年10月4日 1時) (レス) id: f696ff2467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐくたま
| 作成日時：2017年8月5日 4時
