彼らと私の挑戦

始まり ページ2

『…私がSEVENTEENのマネージャーである事を
お忘れですか？』



社「半年程、SEVENTEENのマネージャーから外れてもらうよ。両立は難しいからね。
寝泊まりも練習生と同じで宿舎でしてもらうから。
暫くSEVENTEENには会えないと思っていて欲しい。」





にやり、と気持ち悪いほどに社長の口角が上がった




社「君の大好きなNU'ESTの側にいられるんだ。一番近くで支えてあげる事ができるんだよ。彼らのデビューをね」



『っ、』



これ程までに、人を醜いと感じた事はあるだろうか。



社「まさか断りなんてしないだろう？Aくん？」




『……強制ですよね。すでにテレビ局の方には出演すると答えてあるのでしょう？相変わらず、やる事が最低ですね。人として、終わってます。』




私の言葉に、怒る事もなく笑顔でこう答えた。




社「彼らにも君にも働いてもらわないと。僕の為にね。もちろんSEVENTEENにも」




『あなたは非情な人間です』



その言葉を最後に私は部屋を出た。



社「さて、私の想像している通りになればいいんだが…」





彼らの、私の、挑戦が始まる。

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