34話 ページ36
ノーマンside
Aがエマと話し始め、レイが一人になった所で僕はレイの方へ行く
「賛成出来ないけど…味方…って…」
呆れたような声で独り言をこぼすレイに声をかける
「レイ、どうしたの?独り言なんて…」
「!別に、独り言なんて珍しくもないだろ…」
「そう?ま、良いんだけどさ。で、レイ、Aに何言われたの?」
「……は?」
レイはそれについて聞かれるとは考えてなかったのかそんな声をこぼす
「いや、Aがレイに何か言い逃げしてきたなぁと思って。で、何言われたの?」
「いや、んな大した事じゃねーよ。ただ、謝られて味方だって言われた…?」
「疑問符がついてるし、説明が雑……ま、聞いてたんだけどね」
「なら、なんでわざわざ聞くんだよ」
レイのその声にハハハッって笑って返して、言いたかった事をいう
「さっきは本人がそこにいたから言わなかったけどさ。
Aは、あの日の夜泣く事すらしてなかったんだ。
ハウスに走ってる時だって、ただ思い詰めた顔をしてるだけ
多分、あの時から脱獄の事を考えてたんだ…
"全員"での脱獄
しかも、さっきみたいにレイや僕の精神的な所にも気を配って声をかけてくれる
一番追い込んでいるのはAなのかもしれないのにね」
「…それを言いに、俺の所に…?」
「うん。それだけだよ。」
レイはよくわからないといった表情をする
こんな事を言っていたらもうハウスの前だ…
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T0k0(プロフ) - やばい…!好きなもの尽くしで最初見たとき本当にびっくりしました…!更新頑張ってください!! (2019年3月16日 11時) (レス) id: 8cc7ae63b4 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - ドラゴンさん» コメントありがとうございます!このコメントによりモチベが一気に上がったのでまた更新頑張ろうと思います!ありがとうございます!! (2019年3月10日 15時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!更新頑張ってください! (2019年3月10日 14時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - 白桜姫さん» これからも更新頑張ろうと思います!ありがとうございました!これからも是非暇な時にでも見て行ってください。((長文失礼しました (2019年3月9日 23時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - 白桜姫さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!!そして、非公開になってましたすいません!!まさか非公開のボタンを間違えて押してしまっていたなんて…()本当に申し訳ない…まぁ、それはさて置きコメント本当にありがとうございます!コメントでモチベが一気に上がりました (2019年3月9日 23時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無名作者 | 作成日時:2019年3月1日 20時