29話 ページ30
Aside
「___時間の問題だ」
ノーマンは言う
(誤算だった…何人か、がママにバレていたなんて)
((これじゃAだけが真実を知っているってことにして計画を進めるのは無理だね……))
(…っうん…)
期限は
「ロープがあるならこの部屋だ」
そう言ってノーマンは鍵を開け扉を開く
入ったのは、鍵を持っているママでさえめったに立ち入らない開かずの間
物置部屋
部屋に入りある物を探す。
元々ここにロープなんて生活に要らない物ない
でも、あれならある、必ず
「あった！」
ノーマンが見つけたようだった
翌日
自由時間
また塀に来ていた
私達は服の下に巻いていた"細長く切り結んだテーブルクロス"を取る
昨日探していたあれ、とはテーブルクロスのことだ
「ロープゲット！」
ロープを袋に入れて木の穴に隠す。
((これで塀は越えられる))
「さぁ、難題はこれからだ」
「うん…」
来た道を戻りながら考える
発信機…全員を連れ出す方法
「ねぇ、二人とも。レイには話しても大丈夫なんじゃないかな…」
「それは僕も考えてた。レイならパニックになったりしないだろうし、物知りな分機械にも詳しい。
きっと力になってくれる」
冷静で的確
レイは常に先を読んで最善の判断を下す…
全員、にはレイの協力は必要不可欠…
ノーマンとアイコンタクトを取り、言う
『レイには私とノーマンか、話すよ。エマは一度戻って…』
「__なんで？今話せよ。」
「「『！！？』」」
声のした先には岩に座って本を読みながら気だるげに片手をあげるレイ
「レイ！？」
「悪ィ、ツケてきた」
「ーーー！！！？」
レイの発言に声にならない叫びをあげているエマ
私とノーマンは困ったように笑う
やっぱ、そろそろレイも気になって動くよねー(
「いい加減気になるから問い詰めようと思って」
そう言い、スタスタとこっちに来るレイ
私の前に来たかと思うと
私の頭に持っていた本を思いっきり置く
『ちょっ…！？』
そう思えば、エマとノーマンの後ろに回り
後ろからガシッと掴み掛かる
「門で何があった？」
「え？」
レイの質問に素っ頓狂な声を上げるエマと苦笑いのノーマン
頭に置かれた本を手に持ち私は言う
『何が？どうしたのレイ？』
うん、レイの言いたい事はわかるが清々しい笑顔で言ったよ
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T0k0(プロフ) - やばい…！好きなもの尽くしで最初見たとき本当にびっくりしました…！更新頑張ってください！！ (2019年3月16日 11時) (
レス) id: 8cc7ae63b4 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - ドラゴンさん» コメントありがとうございます！このコメントによりモチベが一気に上がったのでまた更新頑張ろうと思います！ありがとうございます！！ (2019年3月10日 15時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年3月10日 14時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - 白桜姫さん» これからも更新頑張ろうと思います！ありがとうございました！これからも是非暇な時にでも見て行ってください。((長文失礼しました (2019年3月9日 23時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - 白桜姫さん» コメント、ご指摘ありがとうございます！！そして、非公開になってましたすいません！！まさか非公開のボタンを間違えて押してしまっていたなんて…()本当に申し訳ない…まぁ、それはさて置きコメント本当にありがとうございます！コメントでモチベが一気に上がりました (2019年3月9日 23時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名作者 | 作成日時：2019年3月1日 20時
