22話 ページ23
Aside
「情報を整理しよう。
コニーの前がハオ、その前がセディ
今までの周期から考えて、次の出荷はおそらく最短で2ヶ月後。
それまでに全員で脱出出来る方法を考え出さなければならない
敷地を簡略に表すと
ハウスを中央に、「門」そして周りを取り囲む「森」」
ノーマンが地面に、ハウスを簡単に図にする
『まずは、"出口"「門」か、「森」か。』
「____…森からだ。門は出荷時以外閉まってるし、開くときには鬼が居る。」
エマが私の問いに答える。
もちろん、予想通りの答え、これくらいは昨日考えていた。
『次は"時間帯"ママがいない「出荷の夜」か、私達が自由に外へ出られる「昼間の遊び時間」』
「出荷の夜はダメ…！必ず誰か犠牲になる」
「___だね。第一夜は年少者が起きていられるか心配だ。」
ノーマンのその声に、眠たそうにしている小さい子達が浮かんでくる。
「『だね…！』」
そして、森の奥の柵へ来ていた。。
「決まりだ、昼間森を抜けて外へ出る。それが可能かどうかは…」
「
『行こう。行って確かめよう。』
私がそう言って、視線を合わせ軽く頷く。
タッ___！
力強く地面を蹴って森の向こうへ走り出した…
(…ママは、今日何食わぬ顔でみんなと話してた…)
((ママの方こそ顔に出してない…本当に…))
""恐ろしい""
森の奥へ走り、ついたのは…
「塀だ」
森の奥には塀、継ぎ目のない高い塀
これ、コンクリートって言うんだっけ…？
なんて、私が考えているとエマが近くの木に登り始めた
「どう？上に何かある？」
ノーマンはエマに問いかける
「何も！ただこの塀、幅が2から３メートルある」
『…高いな…』
「でも見張りはいない
…………静かだ」
ノーマンは塀に耳を当て言った
私は塀を見ながら言う
『エマどう思う？』
「硬くて丈夫。起伏どころか継ぎ目もない。おまけに表面はサラサラ。
普通こんなの
_____と諦めさせる塀なんだろうけど、
私やノーマン、Aなら
「ともかく、この塀は越えられる！！」
「次はロープ！
いけない！そろそろ戻らなきゃ！」
そして、私達はハウスに向かって走り出した
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T0k0(プロフ) - やばい…！好きなもの尽くしで最初見たとき本当にびっくりしました…！更新頑張ってください！！ (2019年3月16日 11時) (
レス) id: 8cc7ae63b4 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - ドラゴンさん» コメントありがとうございます！このコメントによりモチベが一気に上がったのでまた更新頑張ろうと思います！ありがとうございます！！ (2019年3月10日 15時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！更新頑張ってください！ (2019年3月10日 14時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - 白桜姫さん» これからも更新頑張ろうと思います！ありがとうございました！これからも是非暇な時にでも見て行ってください。((長文失礼しました (2019年3月9日 23時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
無名作者 - 白桜姫さん» コメント、ご指摘ありがとうございます！！そして、非公開になってましたすいません！！まさか非公開のボタンを間違えて押してしまっていたなんて…()本当に申し訳ない…まぁ、それはさて置きコメント本当にありがとうございます！コメントでモチベが一気に上がりました (2019年3月9日 23時) (レス) id: 621a14d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名作者 | 作成日時：2019年3月1日 20時
