１４４話赤に染まる課題 ページ21
･
私が放った一言。
A「喉渇いた。」
そりゃあ勉強ばかりやっていれば喉も渇くだろう。
しかも丁度、この生物の課題がリビングにあるのだ。
どうせなら気分転換にリビングでやろうと思い、課題の紙を持った。
その理由と喉の渇きを潤したいために、リビングへと足を運んだ。
冷蔵庫から取り出したボトルの中には麦茶が入っている。
元々小さい頃から必ず冷蔵庫には麦茶が常備してあるのだ。
麦茶が好きだから。
部屋に麦茶をグラスに注ぐ音と時計の音だけが響く。
グラスに入れ終わると、ちょっと息抜き〜と思ってテレビを付けた。
けれどもう深夜の時間に面白いテレビなんてあまりやっていない。
やってると言えば、マツコが夜の巷を徘徊する番組だ。
A「……･はぁ、やっぱちゃんと部屋でやろうかな」
結局、資料とわざわざ持ってきた課題の紙とグラスを自分の部屋に持って行こうとした、
･
その時だったのだ。
たったの一瞬の間だった。
その一瞬だけで、今すごいことが起きてしまっているのは自分でもよく分からなくて。
ただ、一気に変わった視界に、
目の前にある割れたグラスに、
麦茶が溢れて大きな水溜りができた床に、
自分が今横たわっていることに、
ただ、呆然としているだけだった。
自分でもビックリして、当分動けなかったが意外にすんなり起き上がれた。
…･･…･が、すんなり起き上がれたのは上半身だけなのだ。
膝からが起き上がれない。
足に力を加えてるつもりでも、まったく動かない。
A「あ、あれー…･･･？」
一見、ふざけているようにも見えるかもしれない。
けれど、本心はすごく動揺していた。
ただただ自分の足元に視線を集めながら、力を入れようとしているだけ。
その行動が、私にもっと動揺を与えている。
A「痛っ…………･！」
ふと来た右頭の痛み。
転んだとき、何かに強くぶつかったのは覚えている。
手で押さえると、信じられない光景がそこにあった。
今、自分の真下にある課題に三つ、ぽつぽつと真っ赤な跡があるのだ。
そして、手に感じたぬるぬるとした感触。
心臓の鼓動がどんどん速くなってゆく。
おそるおそる自分の手のひらを見ると、
血だらけだったのだ。
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センラー - あかーしー、、、どーしたあかーしー、、、。無事であってクレェー、、、プ。（ふざけてる場合じゃぁないっすね、、、、、、ww続き待ってるゾ！ (2018年8月24日 1時) (
レス) id: ab32ce7f46 (このIDを非表示/違反報告)
黒コマ先生 - 1からは大変だと思いますけど、体調にも気をつけて頑張ってください！ (2018年8月19日 5時) (レス) id: 84aaed6e82 (このIDを非表示/違反報告)
星井 飛鳥(プロフ) - 彩音さん» 本当楽しみにしてくれるだなんて嬉しい限りです！期待に応えるため頑張りたいと思います！ (2018年8月11日 20時) (レス) id: 5eafabf28b (このIDを非表示/違反報告)
星井 飛鳥(プロフ) - みずのんタルトさん» ありがとうございます！！そうですね…大変だと思いますが超駄作を駄作くらいにはしたいと思います！良かったら見てくださいね！ (2018年8月11日 20時) (レス) id: 5eafabf28b (このIDを非表示/違反報告)
星井 飛鳥(プロフ) - メルさん» ありがとうございます……！出来たら今日のうちに書き始めたいと思うので良かったら見てください！ (2018年8月11日 19時) (レス) id: 5eafabf28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルパイＬＯＶＥ x他3人 | 作成日時：2017年3月12日 17時
