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監「みんな初めてを楽しんでね」

やばい!!めっっちゃドキドキしとんけど!
なんで俺が緊張しとんの⁉

シ「ワキワキするヨ」

監「ワクワク、ね。その調子」

ワキワキて⁉やばい冷静になれん!

監「緊張してない?」

監督がそう全体に呼びかけた
すると至くんの笑い声が聞こえてきた

茅「そこにめちゃくちゃ緊張してる人いるから大丈夫」

皆「自分より緊張してる人見ると落ち着くやつっすね」

シ「オォ〜四葉!シンリンコキュウよ!」

「深呼吸⁉おっけ任せろ!」

スタッフ「開演5分前です」


なんで俺舞台裏待機なん⁉
ええけど!!ええけどな⁉俺も見たかってん!









舞台袖から見える皆の横顔
終わったら言うてあげへんとな



満開の拍手が会場を包む

佐「……。」

皆「……これ、拍手だよな?」

碓「お客さん。」

茅「すごいな」

シ「嵐みたいね……」

監「みんな、ぼーっとしてないで。カーテンコール!」

皆、凄かった。思わず口開きっぱなしになるくらい
自分の中で色んな知らない感情が芽生えてくる。それがどうも心地よい

舞台上でお辞儀した彼らを見て思わず涙が出てしまった

ちょっと気恥ずかしいから千秋楽までこの言葉はとっておこう









その日は皆の晩御飯作って、夜食作って、掃除していた
すると支配人がどたばたと駆けていった

「なんやったんやろ…」









夜遅く皿洗いをしてると誰かが来る音がした

「至くんおつかれさん。そんな足庇ってどうしてん?」

俺はいつもと変わらない笑顔でそう問いかけた

茅「げ、バレてた?」

「関西人嘘見抜くの得意なんやで?」

茅「いや関西人関係なくて草」

そう言いながら向かう場所は医療箱があるところ
ほんま素直やないなぁ

茅「湿布足りないか…」

するとシトロンくんまで入ってきた
見た感じ足の様子知ってるっぽい

シ「イタル」

茅「⁉びっくりした」

シ「足が痛むネ?」

その会話を聞いた俺はこれ以上踏み込めないと思った
これは、春組のことだ。俺が突っ込むべきではない。本能的にそう思った

だから俺は皿洗いをやめて湿布を買いに外に出た

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作者名:ASAHI | 作成日時:2021年6月14日 22時

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