愛して欲しかっただけなのです【gr】 (ページ9)

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パーティーの4日前

毒味をしてきたが当たったことはなかった

だが

『?!ｯく…』

これは…
私狙い…??

殺そうとする毒じゃない……何だこれ…!?

ニヤッと笑う影が見えて

『クッソ…!!ユリナｯ……!!!』

本性が少し出てしまった

目が覚めると白い壁白い天井
今まで使った事のなかった部屋

sn「ん？あ、起きた?おっはよ〜」

あんま話したことない人
養護班の人だ…

sn「あ、私しんぺい神と申します〜」

『あ…総統補佐官です…』

するときょとんという顔をする

sn「立場やなくて名前」

言う必要ないと思ってしまった

『テルです。』

sn「うん！皆からはしんぺいとか神とか呼ばれてるから好きに呼んでね」

『ではしんぺい様』

すると頬をガシッと掴まれる
いや私ベットに寝てるから近いんですけど……

sn「様いらんよ？呼び捨てな？」

……苦手だ
そして一緒に違和感を感じた

『ん？……マスクは……』

sn「呼吸しずらそうだったから外したよ。」

なるほどな
にしても体が動かない。神経への毒……?

sn「多分もう少ししたら熱出ると思うからさ、何か違和感でたらインカムで呼んで？」

『はい。わかりました』

マスクを返してもらって、久々の長い睡眠に着いた

『ｯは……』

数時間すると案の定熱が出た
クッソ……初めてだわこんなん……

しんぺい……呼んだ方がいいか…？

いや彼も忙しい、辞めておこう

すると扉が開く

gr「テル大丈夫か？って顔赤っ!!?ね、熱か?」

おでこに手が置かれる
…冷たくて気持ちい

gr「何でこんな時までマスクつけとるんや!?」

そういわれ外されそうになる
や、やめてくれ

『陛下……大丈夫ですから……』

gr「テル?!だ、大丈夫か?!俺のせいで……スマン!!」

それが仕事ですから
言いたかったけど声出すのもダルい

『しん…ぺい…』

そう言い意識を手放した