2 ページ3
トントンは違うクラスなので他のクラスに行く
ご察しの通り独り、まぁ苦ではない
クラスに入り自席に着くとコソコソと聞こえてくる
「来たよ…アイツ今日グルッペン会長とトントン書記長と来てたぞ」
「ほんっと狡いよね〜……可愛子ぶってさぁ」
「まぁアイツいるお陰で毎日うちのクラスにトントン様来るじゃん」
「本当それなかったら需要価値0〜」
私目も耳もいいんだよ
全部聞こえるよ、聞こえるように言ってるのかな?
人間って難しいなぁ……
??「すずちゃんおはよ〜」
『………煩い』
??「すずちゃん辛辣?!」
クラスメイト兼同じ委員
ut「相変わらずやなぁ〜」
鬱大先生
個人的には好きじゃないへらへらしてるし
ut「でもさぁ〜僕な?悪口言う子ホンマ嫌いやねん
失せろ雌豚。」
おっと…
案外やるんだ、見直した
でもそんな言っても彼女達は辞めないと思うけどね
ut「どぉ？見直したんとちゃう?」
『…………前言撤回。』
キーコーンカーンコーン
４時間目終了のチャイムが教室に響く
授業の終了と共にウチのクラスのドアが開く
tn「すず」
いつもの声で呼ばれるので自分の机をポンポン叩く
するとお弁当を2つ持ってこちらに向かって来る
tn「ほれ昼飯食うで」
いつからトントンがお昼ご飯を作ってくれていた
高校上がってすぐか…お昼ご飯カロリーメイト食べたら発狂レベルで怒られたんだよな…
般若だな
『ん……?』
玉子焼きいつもより少し甘い…?
tn「あ、気付いたか玉子焼きなどっかの奴に食われて甘い方がいい言われてなだからちょっと甘くしてん、俺はいつもの通りやけどお前甘いの好きやろ?」
多分どっかの奴とは会長だろう
甘党だし、私も甘党だけど何か…嬉しくない
『いつもの方が……好きかな。』
すると少し驚いた顔をする
tn「珍しいなすずが意見言うなんてじゃあ俺のやるわほい」
そう言い玉子焼きの刺さった箸をコチラに向けられる
『ん、……うん、こっちの方がいい』
いつもの味
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ASAHI(プロフ) - チェリーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年1月11日 21時) (
レス) id: 56dfef08cf (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - トントンが…も゛お゛ぉ“ぉ“ 更新頑張って下さいε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ (2021年1月11日 18時) (レス) id: cf6eb8063e (このIDを非表示/違反報告)
ASAHI(プロフ) - bookuuさん» ありがとうございます！！これからもご期待に添えられるよう頑張ります！！！！ (2020年10月28日 20時) (レス) id: a4bdfa368f (このIDを非表示/違反報告)
bookuu(プロフ) - グハｯｯ......(尊死)tn氏が可愛い、、カッコいい、、tn氏が最推しだからめっちゃ嬉しい！！更新頑張って下さい！！ (2020年10月28日 20時) (レス) id: c1bd0a2f46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ASAHI | 作成日時：2020年8月21日 21時
