_ タイプ _ ページ27
俺がベランダに出て隣に並べば
『煙、吸わないようにね？』って
気にしてくれながら俺の横で火を付けた…
その仕草や吸ってる姿を真横で見て…
『やっぱり俺好きやな』って改めて思った…
それは" ファンとして "って言う意味もあれば…
" 一人の女の子として "って意味でもある…
やから雑誌のインタビューで『好きな子のタイプは？』
って聞かれた時に『好きになった人がタイプ』って
答えるようにしてんねん…笑
そーいうことに嘘つけへんタイプやし言うたらファンは
勘が鋭いから答えたら『こじけんのタイプって絶対に
Aちゃんのことだ』って言われる気しかせん…笑
A「タバコ臭いでしょ…？笑」
小島「全然大丈夫やで？笑」
A「そっか…笑」
小島「吸うようになったきっかけって…？」
A「元からどんな感じか興味あったからある人に
聞いたら『嫌な事を吐き出すため』って教わって…
それで私も吸うようになっちゃったんだよね…笑」
小島「そうやったんやね…
Aちゃんの嫌なことって…？」
A「上手く踊れなかったり本番で間違えたこととか…
毎日見ちゃう" 夢 "のことだったりとか…色々だよ。笑」
Aちゃんの口から出た夢の話…本人の口からはちゃんと
聞いたこと無かったけど…丈くんに聞いたことがあった…
同じグループになる前からいつも末澤くんの膝枕で
寝てるのを見てたから『俺もしたいっ！』って
休憩中に丈くんへ愚痴ってたら…
藤原「あれは末澤にしか出来んことや、諦めろ…笑」
小島「何で？！ 二人付き合っとるんすか？！汗」
藤原「アホ、そーやないわ。笑
膝枕されとる時だけ…唯一寝れんねん…あいつ…」
小島「……それ…どー言うことっすか…？」
藤原「毎日長くて1時間しか寝れてないねん…
寝れん時は1分も寝てへんねやって…」
小島「えっ…でもなんで…汗」
藤原「……嫌な夢見んねやって…詳しくは言えんけど…
それを見るのが怖いって…やけど末澤がおるとその夢も
見んと起こされるまでゆっくり寝れるんやってよ…笑」
小島「……そう…なんすか…」
同じグループになっても『今でも寝れてないんやろな…』
って気になったから…膝枕されとる事に触れなくなった…
小島「……なぁ…Aちゃん…」
A「んっ…？笑」
小島「末澤くんが居らんと…寝れへんの…？」
A「えっ…？笑」
小島「……楽屋とかで…膝枕されとるから…」
A「あぁ〜…それね…苦笑」
小島「……あのさ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えーちゃん | 作成日時：2022年8月16日 9時
