_ cigarette _ ページ25
やっと落ち着いたからお風呂も入って
そろそろ寝ることに…
A「ベット使っていいからね？」
小島「俺が使ったら何処で寝るん？」
A「そりゃもちろんソファーだよ？笑」
小島「あかんよ！ 俺がソファーで寝るから
Aちゃんはベットで寝てや？！汗」
A「明日も朝から仕事ある人に
ソファーで寝かせることは出来ないよ。笑」
小島「ほなそれなら安心してや！
自分の家でもソファーで寝ることあるし！笑」
A「だったらベット使って。笑」
小島「叫ぶで？」←
A「その脅し止めてよ。笑」
小島「ほなAちゃんがベットな♪」
A「ちょっと！汗」
ビバに背を押され寝室に無理矢理入れられて
『おやすみっ！笑』って言ってドアを閉められた…
A「もぉ…笑」
いつもこの日なら末と一緒にベットで寝るけど…
来週もビバが泊まりに来るから再来週までの我慢…
そう自分に言い聞かせてベットに入って
目を閉じてみても…落ち着いて寝れそうにない…
A「……はぁっ…」
『今日は1週間の中で唯一朝まで寝れる』って
思ってたのに…まさかいつも通りになるとは…
末が泊まりに来ない日はベットで横になったり…
落ち着かなかったらリビングに行ったり来たりしてる…
でも今日はビバがリビングで寝てるから…
そう簡単に行く訳にはいかなくて…
気晴らしにベランダに出て程よい風に当たりながら
静かな夜空を見つめた…
A「……………。」
ふとベット近くにある棚に目を向けて…
『体に悪いから止めろ』って注意されたけど…
気を紛らわせたくて…棚の奥底で眠ってた物を
取り出してまたベランダに出た…
〈 カチッ… 〉
A「……ふぅ〜…」
深いため息と一緒に吐き出される白い煙…
注意されるまで止めなかった少し苦い味…
A「約束破っちゃってごめんね…ﾎﾞｿｯ」
嫌なことと一緒に口から煙を吐き出して…
『こんな味だったっけ…笑』って思いながら
消えてく" 煙草の煙 "を黙々と見つめた…
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作者名：えーちゃん | 作成日時：2022年8月16日 9時
