検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:39,393 hit

#転校生 ページ10

◯Aside






翌日、私はいつも通り歯を磨き、
ご飯を食べ、いつも通り登校する。




最近は寒くなったから歩きで登校する事が多い。







集団登校をする小学生とすれ違い、
見慣れた坂を下る。






昨日、蓮さんに強く当たってしまってから
全く会っていない。





家に帰ったらちゃんと謝ろう。




そう心に決めた。








学校に着き、教室へ入ると、いつもより何倍もざわざわしていた。






鈴「おはよう!A!!!
ねえ聞いた?!転校生が来るらしいよ!!!
でもうちのクラスじゃないんだってぇ……」



「今日も元気いいね鈴は。笑 おはよう。」






転校生が来るんだ。この時期に珍しいな。






朝のHRの時間、
やけに隣のクラスがうるさかったような。





転校生の事かな?





まぁ、私には関係ない話なんだけどね。




そう心で呟いた私だったが、それは間違いだった。









ラウ「あ!!いた〜!!!A〜!!!」



「……え?」






一瞬の事で何が何だか分からなかったが、
今、大きい人に抱きしめられている。





その正体はきっと……







「ラウール!なんでここにいるの?!」



ラウ「家から前の学校まで通うの大変だし、
いっその事Aと一緒にしちゃおうと思って!!」



「転校生って、ラウールの事だったんだ!」



ラウ「そうそう!Aが何組か分からなくて
ずっと探してたんだよ?!」



「ごめん、ごめん。言ってくれれば教えたのに。」



ラウ「ううん。驚かせたかったから!」



「本当に驚いたよ。笑」





ラウ「あ、あと…『僕達が姉弟の事は誰にも言っちゃダメだよ。』」



「分かった。」







そうして満面の笑みで
自分の教室に戻って行ったラウール。





ラウールは私の隣のクラスらしい。






背がダントツで高いので、すごく見つけやすい。笑








鈴「……えぇ号泣」



「鈴!なんで泣いてるの?!?!」



鈴「ごめん、今話せない号泣」



「…分かった。」









ラウールがいる事で今日からまた学校も楽しいと思えてくるといいな。

#励まし方→←#喧嘩



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
276人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , 家族
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:m_izuki. | 作成日時:2020年11月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。