#日没と好き ページ14
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ラウ「あ〜!タピオカとケーキ美味しかったぁ!」
「タピオカがもっちもちで美味しかったね〜!
それにケーキも!!クリームが濃厚で、とっても美味しかった!!」
こうやって、2人が笑ってる所を見るとなんだか幸せな気持ちになるな〜!
ラウ「そろそろ日が暮れるね〜…」
蓮「…行きたい所がある。付き合ってくれ!」
「ん?」
ラウ「僕の話聞いてた?!そろそろ日暮れるねって!」
蓮「だ、か、ら、早くしないと日暮れちゃうの!
早く乗って!!!」
「…え!ど、どこに?!」
蓮「それは〜、秘密!」
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連れて来させてやりたかった所がある。
素敵な景色が見える所があるって事を知ってほしかった。
蓮「着いたぞ、」
「え、此処って…」
ラウ「うわぁ!!!めっちゃ綺麗だね!A!!」
「……」
ラウ「え!どうしちゃったのA。
口開きっぱなしだけど!!!」
「……すごく綺麗で、言葉にできなくて…」
カシャ
「…え?!」
蓮「ハハハッ!その顔やばいね笑笑」
「…ちょ!消してください!!」
蓮「やだねぇ」
こんな意地悪をするつもりはなかったけど、
口が開いてる姿が可愛くて…、思わず写真を撮ってしまっていた。
太陽を見送るAの横顔が綺麗で…
カシャ
俺はまた、次はバレないように、こっそり撮った。
蓮「A…」
ボソッと心で思っていた事が声に出てしまった。
「なんですか?蓮さん。」
蓮「…え?!」 「え?!」
蓮「聞こえてたの?!」 「結構大きかったので…」
蓮「……写真撮ろう!!せっかくだし!」
ラウ「いいね!!めめ!一緒に撮ろ!Webに載せたい!」
蓮「おう」
カシャカシャカシャ
蓮「2人でも撮るか?」 「いいですよ!」
蓮「はい、チーズ」
カシャ
「今日はありがとうございました!
こんなに素敵な場所初めてで…楽しかったです!」
ラウ「タピオカも美味しかったしね〜!」
「また、いろんな場所、連れて行ってください!」
蓮「おう!楽しみにしとけ!」
俺は、心のどこかで……ううん、違う。
俺は、心の中心でこう思った。
蓮「俺は、Aが好きだ。」
ラウ「何してんの〜!早く行こ〜!」
「置いてきますよ〜」
蓮「お前ら運転できないだろ!」
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作者名:m_izuki. | 作成日時:2020年11月20日 0時