キミが残した青春。 (ページ4)

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初めての笑顔ページ4

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佐久間「めめ！おっはよ〜！」

目黒「おはよー」

向井「……ぉはょぅ…」

目黒「康二どうした？！」

向井「……昨日なぁ…さっくんに潰されたんよ……」

目黒「おい佐久間！ほどほどにしてあげてよ！」

佐久間「いや待て！俺はコージ以上に騒いでたよ？！」

目黒「佐久間は体力と身体能力の鬼なんだから
手加減してあげる事を覚えなs.....」

俺たちの目の前を通り過ぎて着席した松岡さんに
佐久間はとても興味津々だった。

目黒「佐久間、尻尾振りすぎ。」

佐久間「ねえねえ、君！！転校生でしょ！名前は？？」

松岡「……松岡A、です…」

佐久間「Aちゃんかぁ〜！可愛い名前だね！
俺、佐久間！佐久間大介！よろしくね！」

松岡「……よろしくお願いします………」

女「え〜！なになに！…松岡さん！よろしくね！」

澪「私、村上澪。よろしくね！Aちゃん！」

文乃「えぇー！ちゃん付ずるい！
私、中村文乃！よろしくね！Aちゃん！」

松岡「…はい、！よろしくお願いします、」

阿部「はーい、席着いてー。出席確認するよー。」

文乃「じゃあ！またね！」

阿部「おい！佐久間は教室戻れ！」

佐久間「ちぇ〜、バレたー…」

しくしくながら帰っていく佐久間の姿はおもしろかった。笑

目黒「ごめんね、うるさいやつばっかで。笑」

松岡「…いえ、話しかけてくれて、
なんというか…嬉しいです、！笑」

これが俺に向けてくれた松岡さんの最初の笑顔だった。

この事をきっかけに、
もっと松岡さんの笑顔が見たくて話しかけ続けた。

目黒「松岡さんの事、もっと知りたい。」

松岡「…え？」

目黒「もっと話しかけていい…かな、？」

松岡「え、あ、いいですよ、！」

目黒「やったぁ！！！」

阿部「こら、目黒、うるさいぞ！」

目黒「あ、すみませーん。笑」

そうして何もなかった俺の日常が少しずつ変わり始めていった。