この“世”の醜さ、美しさ 続【呪術廻戦】

Since then ページ2

あれから随分と時間がすぎた






俺はいつの間にか特級呪術師となっていた


故に、現在の特級呪術師の人数は4人から、5人となった

だが、俺の特級呪術師というのは表向きには明かされていない




『もう、俺も27………か、』


そう言って空を見あげ、横になる
コンクリートのゴツゴツとした硬さが少し痛い


そんな感じでぼーっとしているとボスっと腹に何かが飛び掛る



『ゔっ？！……な、に？』


何事かと思い、腹に視線を落とす


狗巻「しゃけ、しゃけ」

そう言って笑顔で俺の腹の上ではしゃぐ棘がいた


『棘？どうしたの？』

狗巻「いくら、明太子」


『えー、悟、また遅れてるの？』

狗巻「しゃけ」



棘によると、どうやら授業の時間になっているというのに悟が来ないらしい


『んー、わかった。俺、探すよ。ほら、棘、降りて』


そう言って起き上がる
するとスっと降りてくれる


狗巻「おかか！ツナマヨ、いくら」


棘はそう言って、俺の服の裾をつかむ


『え？探さなくていいの？俺が授業すんの？』


「しゃけ！」

そう言ってこくこくと頷く

『さすがにそれはダメでしょ、ほら、』


そう言って立ち上がると他方から声が聞こえる


真希「おーーい、」

パンダ「おーいって、A先生いるじゃん｣


『パンダと真希まで……全員集合しちゃったね』


歩いてくる2人に手を振った


『ったく…悟、何やってるんだか…』

狗巻「しゃけ」



俺はぼそりと呟いた

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