Hey, don't carry too much ページ48
……
あれからどのくらい時間がたったのだろうか
悟は“最強”と成った
それぞれが単独行動をするようになり、
さらに、昨年起きた災害によって呪霊が山のように湧いた
それを、殺す、殺す、殺す…、
そんな毎日だった
その時、俺は気づいた
『ねぇ、傑、大丈夫？』
傑｢ん？あ、あぁ、Aか｣
くるりと振り向いてくれる
やっぱり、やつれてる
『最近どう？大丈夫？』
するりと頬撫でる
傑｢あ、ちょっと……」
『俺、話ぐらいなら聞くよ？』
そう言って、傑の手を引く
そして、ベンチに座る
『大丈夫、大丈夫、話して？傑がダメになっちゃうのは俺、嫌だよ』
そういうと、一息ついて傑は口を開いた
傑｢実は、呪術師としての本質を見失ってしまって…｣
『本質……』
傑｢前までは、ずっと人を助けるため、か弱い人間を守るためと考えていた。だけど…、｣
『そうだね、最近忙しかったもんね』
優しい声色で、相づちをうつ
傑｢呪霊を祓って、取り込んで、だんだんと負の感情が溜まってきて……｣
『そっか、じゃあその背負ってる荷物、俺にも持たせてよ』
そう言って俺は術式を使う
傑の術式、呪力をゼロにする
傑｢A？」
『俺が、術式を使えば傑は心にいる呪霊に縛られることは無い。負の感情は俺が軽くしてあげる、だから一緒に頑張ろ？』
そっと傑の手に触れる
ゴツゴツしてて硬い
ずっと、
傑が呪術師として、
人を助けるために頑張ってきた証拠
『俺だって、傑や悟、硝子さん、夜蛾先生、…、色んな人に助けられた。
今度は俺が、
みんなを助けたい、
手伝いたい、
力になりたい
重たい荷物は一緒に持とう、誰かに頼ったっていい、最後にみんなで笑えればそれでいい』
そう言うと、コツンと俺の肩に傑が寄りかかった
傑｢A、ありがとう。少しだけこのままでいいか？
心が軽い、Aはすごいな｣
『そんなことないよ、傑の方が凄いよ。今まで、ずっと重たい荷物を1人で背負ってたんだから、』
ふわりと笑いながらそう言うと、
傑はゆっくりと瞼を閉じた
疲れてたんだね、
ゆっくり、休んでね
俺は傑の頬を優しく撫でた
He's not coming back→←It's OK don't cry
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呉崎珀(プロフ) - 誤字です、、、持っていなかったです。。。 (2022年2月13日 9時) (
レス) id: 6ab63b5105 (このIDを非表示/違反報告)
呉崎珀(プロフ) - 今更ですが過去の私が漫画みっていなかった事で多少のズレや解釈違いを起こしていたので少し手直し致しました。まだ治っていないところもあるかもしれませんが、ご報告をさせていただきます。 (2022年2月13日 9時) (レス) id: 6ab63b5105 (このIDを非表示/違反報告)
呉崎珀(プロフ) - リム雨さん» これからも、頑張りますぜ！ (2021年1月17日 0時) (レス) id: e638491e1a (このIDを非表示/違反報告)
リム雨 - 更新早………。お疲れ様です………！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
呉崎珀(プロフ) - 白瀬さん» はい！！ありがとうございます！これからの展開なかなかなので……！お楽しみくださいませ！ (2021年1月16日 22時) (レス) id: e638491e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：呉崎珀 | 作成日時：2021年1月10日 0時
