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I'm not asking ページ42

俺は無意識に悟の服の裾を握っていた

その手は少し震えていた




悟「傑、A、それは違うな、ちゃんとAには呪力があるし、術式もある」



そう言った



『え、』



ああ、そういえば、初めてあった時もなんか言ってたな


傑「どういうことだ?」

悟「Aには“無くす”力がある」



『無くす?』


悟が唐突に言った言葉に困惑する


悟「そう、無くすというか、“ゼロにする”って言った方がいいかな?今、Aは常に術式を展開させているようなもんで、“自分の呪力を無くしている”感じなんだ。俺が見たからあっていると思うけど」



『呪力を自分で無くして……』




少し信じられなかった


今までないと思っていた、呪力、術式があって、

それを自分で使えなくしていた……



そんなの………




悟「で、今Aは術式を制御できていない。だから、ずっと術式が出しっぱで、他からだと呪力がゼロにしか見えない。それをやめさせるために、ここ、高専に呼んだんだ。もっと強くなれるから」


『悟…』


そう言ってくれて俺は正直、嬉しかった


俺の今の状況を理解した上で、ちゃんと俺のことを“見て”くれている



悟「分かったか?傑、硝子」


そう言うと、名を呼ばれた2人はコクリとうなづいた


前髪?「そうだったんだな…大変なんだな、お前。私は夏油傑で、こっちは」

女の人「私は硝子、家入硝子だよ。よろしく」


ニコリと笑みを浮かべた2人はそっと俺の目の前に手を差し伸べた



俺は差し伸べられた手をそっと握る






『俺はA、よろしく』


そう言うと、トンと肩を叩かれた


悟「違う、違う。五条Aでしょ?」


ニシシと笑う悟

俺が五条と名乗っていいのか、わからない



でも、悟がいいと言うのなら俺は



五条と名乗ろう。







『俺は五条A、これからよろしく』




そう言うと3人はさっきよりいい笑顔になって






よろしく、と言って


俺の手を







ギュッと



握り返してくれた

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呉崎珀(プロフ) - 誤字です、、、持っていなかったです。。。 (2022年2月13日 9時) (レス) id: 6ab63b5105 (このIDを非表示/違反報告)
呉崎珀(プロフ) - 今更ですが過去の私が漫画みっていなかった事で多少のズレや解釈違いを起こしていたので少し手直し致しました。まだ治っていないところもあるかもしれませんが、ご報告をさせていただきます。 (2022年2月13日 9時) (レス) id: 6ab63b5105 (このIDを非表示/違反報告)
呉崎珀(プロフ) - リム雨さん» これからも、頑張りますぜ! (2021年1月17日 0時) (レス) id: e638491e1a (このIDを非表示/違反報告)
リム雨 - 更新早………。お疲れ様です………! (2021年1月16日 23時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
呉崎珀(プロフ) - 白瀬さん» はい!!ありがとうございます!これからの展開なかなかなので……!お楽しみくださいませ! (2021年1月16日 22時) (レス) id: e638491e1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:呉崎珀 | 作成日時:2021年1月10日 0時

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