この“世”の醜さ、美しさ【呪術廻戦】

Let's do it. ページ37

悟｢……っ！そんなんチートじゃねぇか、｣

などと愚痴をこぼす

俺はそれを無視して走り出す




『これがチートだったら、お前も変わらないだろ…！』


思いっきり振り抜くが簡単に避けられてしまう

やっぱり、そう簡単にはいかないか……


悟｢ﾁｯ………仕方ないな…術式反転“赫”｣


そう言ってまた赫を繰り出す




また俺はサッ跳んでと避ける

『あっぶな、当たんないって言っ…悟｢術式反転“赫”｣…っ？！？！』



連発


俺はギリギリのところを体をを逸らし避けた


肩を掠めた


『っ……！』

悟｢術式反転……｣



やばい、俺は今、空中で次は避けられない


漣で、斬り裂けるか？？




いや、俺の腕が持たない………


さっきの茈の反動で俺の腕はもう限界だ………




漣は、術式を無効化させることが出来るが……その反動に耐え得るかどうかが問題になる


しかもその術式が強ければ強いほどその反動は強くなる


ま、甚爾さんは化け物だから全然反動とか気にしてなかったな……



悟｢“あ『まいった、』……は？｣



俺は両手をあげてそう発した

スタッと地面に着地する


だが、両手をあげたまま、




『まいった……俺はお前には敵わない…勝てない』



俺は諦めたように言った








このまま殺されて、甚爾さんのところに行けるかな？



でも、そう願うのに奴の技をなんで受けなかった？


怖かった？

死にたくなかった？



…………俺は弱い





今でも逃げる






ははは、

笑えてくるな

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